“プロレスの神様”カール・ゴッチ氏が29日(米国現地時間)、死去した。82歳だった。
 ゴッチ氏はUWFの顧問を務めるなど日本格闘技界の発展に大きく寄与し“ゴッチイズム”を現在も継承する選手も多い。厳しい指導で知られ、新日本プロレス時代には、藤波辰爾、佐山聡、前田日明ら、そうそうたるメンバーを輩出するなど、日本プロレス界の「育ての親」だった。
 訃報を伝えたレスリング・オブザーバーでは「前田日明、高田延彦らを育成し、日本総合格闘技の高まりに大きな影響を及ぼした」としてゴッチ氏の功績を紹介した。