大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。前回の女子ウエイトリフティング・ロンドン五輪代表の三宅宏実さんに続くゲストは、プロサッカー選手の中澤佑二さんです。現在、対談第1回「ブラジル大会で”故郷”に錦を」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 中澤さんと前回お会いしたのは、南アフリカW杯の出場権を獲得した後でした。早いもので、あのW杯からもう2年経つのですね。本大会では決勝トーナメント進出を果たしました。改めて大会を振り返っていただけますか?
中澤: うーん……。もう少し上へ行けたかなという思いはあります。ただ、個人的には後悔のないプレーはできた。今まで努力してきたこと、やってきたことは精一杯出し切りました。その成果がベスト16という結果に表れたと思うので、満足はしています。

二宮: 中澤さんが統率した守備の面では、大会を通じて大きく乱れたシーンがなかったように映りました。
中澤: そうですね。南ア大会では、チームコンセプトとして、「全員守備」というものが統一されていました。試合に出ている選手全員が、しっかりとそのコンセプトを理解していたので、守備の破綻は少なかったと感じます。

二宮: 失点はグループリーグのオランダ戦でウェズレイ・スナイデルにミドルレンジから弾丸シュートを決められたシーンが印象に残っています。
中澤: あのシュートは日本人には打てないですよ(笑)。折り返しのボールがバウンドして、合わせるのも難しかったはずです。体を投げ出してもブロックできなかったので、改めて世界との差を痛感しました。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。更新は原則として毎週月曜日です。中澤さんとの対談第2回は11日に更新します。どうぞお楽しみに!