バドミントンでは、女子ダブルスの
藤井瑞希、垣岩令佳組（ルネサス、世界ランク５位）が日本勢初のメダル獲得に挑む。快挙達成に向けては追い風が吹いている。１次リーグで無気力試合を行ったとして、ベスト８に進んだ４ペアが失格。この中には世界ランク１位、同３位のペアが含まれていたのだ。準決勝では繰り上がりで決勝トーナメントに進んだブルース・アレックス、ミシェル・リー組（カナダ、同27位）と対戦する。世界ランクでは大きな差があり、普段どおりの戦いをすれば銀メダル以上が期待できそうだ。
日本勢の苦戦が続く柔道は重量級に突入する。男子100キロ級に登場するのは
穴井隆将（天理大職）だ。男子はいまだ金メダルがなく、このままでは過去ワーストの金１個に終わったソウル五輪を下回るピンチだ。シドニー大会での井上康生以来の同階級制覇を達成し、意地をみせられるか。
また女子78キロ級の
緒方亜香里（筑波大）にもメダル獲得が望まれる。世界柔道では2010年３位、2011年２位とひとつずつ成績をあげてきた。念願の世界一をロンドンの地で掴み取りたい。
競泳は７日目もメダルラッシュにわきそうだ。
入江陵介（イトマン東進）が200メートル背泳ぎ決勝、
萩野公介（御幸ヶ原SC）は200メートル個人メドレー決勝、そして
鈴木聡美（山梨学院大）が女子200メートル平泳ぎ決勝に出場する。３人ともすでに銅メダルを獲得しており、今大会２つ目のメダルを目指す。また200メートル背泳ぎの
渡辺一樹（セントラルスポーツ）、200メートル個人メドレーの
高桑健（自衛隊）もメダルに挑む。
ボクシングの男子ミドル級では、
村田諒太（東洋大職）が初戦に臨む。2011年の世界選手権では全階級を通じて日本勢初の銀メダルを獲得。メキシコ大会以来、日本人44年ぶりのメダル獲得に向けて幸先のいいスタートを切れるか。
＜注目競技のテレビ中継予定＞【柔道】
17：25〜 TBS系列
【バドミントン】 女子ダブルス準決勝
17：25〜 TBS系列（※試合は26：30開始予定）
【競泳】
18：10〜 NHK総合
19：30〜 NHK総合
24：10〜 NHK総合（※体操女子個人総合決勝終了後）
【ホッケー】＜予選＞ 女子 日本×韓国
16：05〜 NHK総合
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