BCリーグの後期シーズンは8日、上信越地区で優勝へのマジックを2としていた首位の新潟アルビレックスBCが勝利し、2位の信濃グランセローズが敗れたため、新潟の前期に続く優勝が決まった。これで昨季の後期から3期連続制覇。高津臣吾兼任監督率いる新潟は8月から9月にかけてリーグ新の12連勝をあげるなど独走し、信濃に9ゲーム差をつけて圧倒した。新潟は29日から始まる地区チャンピオンシップ(2戦先勝制)で1勝のアドバンテージを得て、同地区年間勝率2位チームと対戦する。
◇後期
 寺田、7回2失点でトップ13勝目(上毛新聞敷島球場、新潟4勝0敗、4,126人)
新潟アルビレックスBC   5 = 020001020
群馬ダイヤモンドペガサス 2 = 000002000
勝利投手 寺田(13勝4敗)
敗戦投手 ラミレス(6勝5敗)
セーブ   ロバート(1勝0敗9S)
本塁打  (群)大松5号2ラン

 森本、被安打10も粘って完投勝ち(三国運動公園野球場、福井2勝3敗、676人)
信濃グランセローズ     1 = 000000010
福井ミラクルエレファンツ  3 = 00001011×
勝利投手 森本(9勝8敗)
敗戦投手 杉山(8勝7敗)
  
 小倉、最終回に勝ち越し打(石川5勝1敗、桃山野球場、204人) 
石川ミリオンスターズ    6 = 122000001
富山サンダーバーズ    5 = 300020000
勝利投手 松田(7勝5敗)
敗戦投手 元気(4勝8敗3S)
セーブ   鈴木(1勝4敗10S)
本塁打  (石)佐藤1号2ラン

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
◇上信越地区
1.新潟   28  24  4  0  .857  優勝
2.信濃   28  15  13  0  .536  9.0
3.群馬   25  9  15  1  .375  4.0

◇北陸地区
1.福井   26  12  13  1  .480
2.石川   26  10  16  0  .385  2.5
3.富山   27  7  19  1  .269  3.0

【アイランドリーグ】

 高知、野原の好投で連敗13でストップ(高知1勝6敗、マドンナ、1,668人)
高知ファイティングドッグス 2 = 010000100
愛媛マンダリンパイレーツ 1 = 000000001
勝利投手 野原(2勝10敗)
敗戦投手 大隈(5勝5敗)
セーブ   チャーリー(3勝3敗2S)

 山口、今季2度目の完封勝ち(徳島5勝3敗1分、観音寺、1,412人)
徳島インディゴソックス   4 = 011000020
香川オリーブガイナーズ  0 = 000000000
勝利投手 山口(8勝4敗)
敗戦投手 大場(6勝5敗)

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.愛媛   18 11  3  .621  M8  8
1.香川   18 11  5  .621       6
3.徳島   16 13  4  .552  2.0   7
4.高知   4  19  6  .174  9.0  11