四国アイランドリーグPlusのリーグチャンピオンシップは6日、高松市のレクザムスタジアムで第3戦が行われ、香川オリーブガイナーズが愛媛マンダリンパイレーツを7−0で下し、3連勝で2年ぶり5回目のリーグ制覇を果たした。初回に幸先よく1点を先行した香川は4回にウィルバー・ペレスの3ランで試合の主導権を握る。投げては先発の山野恭介が8回をわずか2安打無失点に封じる好投。8回にも3点をあげてダメを押し、地元で一気に胴上げを決めた。香川は20日からホームで開幕するBCリーグ王者との日本独立リーググランドチャンピオンシップに臨む。
 なお、チャンピオンシップMVPには第1戦で先制打、第2戦で決勝打を放つなど、3試合とも効果的な打点をあげたペレスが輝いた。優秀選手賞は第2戦、第3戦で先発し、わずか1失点に抑えた山野。敗れた愛媛からは第2戦で先制弾を放った高田泰輔が敢闘選手賞に選ばれた。

◇第3戦
 愛媛、3度目のチャンピオンシップも完敗(香川3勝、レクザム、1,912人)
愛媛マンダリンパイレーツ 0 = 000000000
香川オリーブガイナーズ  7 = 10300003×
勝利投手 山野(1勝0敗)
敗戦投手 小林(0勝1敗)
本塁打  (香)ペレス1号3ラン


【BCリーグ】

◇リーグチャンピオンシップ第1戦
 14安打の猛攻で大勝(新潟1勝0敗、悠久山野球場、879人)
福井ミラクルエレファンツ   3 = 020000001
新潟アルビレックスBC   11 = 03112004×
勝利投手 寺田(1勝0敗)
敗戦投手 藤井(0勝1敗)