26日、Jリーグは理事会でJ2の下部リーグとなる「ディヴィジョン3(J3)」を2014年度から発足させることを承認した。シーズン初年度は10クラブ前後でスタートする見通し。今後、Jリーグ内に「J3準備室」を設置し、詳細を詰める。
「Jリーグのブランド力を落とすことなく、底辺を広げていきたい」
 大東和美チェアマンはJ3を発足させる意義についてこう語った。Jリーグは昨季から「クラブライセンス制度」を施行しているが、J3への参加要件はそれよりも緩和した基準を適用する方針だという。たとえば、スタジアムの収容人数に基準を設定しない。

 理事会では同日には日本フットボールリーグ(JFL)のブラウブリッツ秋田、ツエーゲン金沢の準加盟申請も承認された。J3にはこの2クラブに加え、FC町田ゼルビア、AC長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐、SC相模原の準加盟クラブの参加が濃厚と見られている。