15日、第85回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。昨年、好投手・藤浪晋太郎(阪神)を擁して春夏連覇を達成し、史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭は出場校中最後に登場。初戦から初出場、21世紀枠同士の試合となった遠軽(北海道)と、いわき海星(福島)の勝者と対戦する。昨秋の神宮大会で優勝し、今大会屈指のスラッガー上林誠知を擁する仙台育英は4日目第1試合で、春夏通じて初出場の創成館(長崎)と対戦。同日には第2試合で龍谷大平安(京都)と早稲田実(東京)の甲子園常連校同士、第3試合では関西(岡山)と高知の地区大会覇者同士と好カードが組まれた。開会式での選手宣誓は抽選の末、鳴門(徳島)の河野祐斗主将に決定した。大会は阪神甲子園球場で22日に開幕し、13日間の予定で熱戦が繰り広げられる。
 初戦の組み合わせは次の通り。

<第1日>
敦賀気比(福井) − 沖縄尚学(沖縄)
履正社(大阪) − 岩国商(山口)
常葉菊川(静岡) − 春江工(福井)

<第2日>
遠軽(北海道) − いわき海星(福島)
鳴門(徳島) − 宇都宮商(栃木)
聖光学院(福島) − 益田翔陽(島根)
盛岡大付(岩手) − 安田学園(東京)

<第3日>
尚志館(鹿児島) − 大和広陵(奈良)
菰野(三重) − 北照(北海道)
浦和学院(埼玉) − 土佐(高知)

<第4日>
仙台育英(宮城) − 創成館(長崎)
龍谷大平安(京都) − 早稲田実(東京)
関西(岡山) − 高知(高知)

<第5日>
済美(愛媛) − 広陵(広島)
濟々黌(熊本) − 常総学院(茨城)
京都翔英(京都) − 敦賀気比と沖縄尚学の勝者

<第6日>
報徳学園(兵庫) − 常葉菊川と春江工の勝者
山形中央(山形) − 履正社と岩国商の勝者
県岐阜商(岐阜) − 花咲徳栄(埼玉)

<第7日>
大阪桐蔭(大阪) − 遠軽といわき海星の勝者

※2日目の第2試合からは2回戦。