16日、FIFAコンフェデレーションズカップ2013グループリーグ第1節が各地で行われ、A組はイタリアがメキシコに2−1、B組はスペインがウルグアイを2−1で下した。イタリアは前半27分、MFアンドレア・ピルロのFK弾で先制に成功する。37分にFWハビエル・エルナンデスにPK弾を献上したものの、後半33分、FWマリオ・バロテッリが決勝点を挙げる。PA内に送られたボールを相手DFと競り合いながら放った右足でシュートが、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。白星発進となったイタリアは19日、日本と2戦目を戦う。

 ピルロ、壁7枚越える芸術的FK(リオデジャネイロ)
イタリア 2−1 メキシコ
【得点】
[イ] アンドレア・ピルロ(27分)、マリオ・バロテッリ(78分)
[メ] ハビエル・エルナンデス(37分)
 スペインは序盤から圧倒的にボールを支配して迎えた前半20分、FWペドロ・ロドリゲスのゴールで先制する。CKのこぼれ球をPA手前から右足で狙ったシュートが、相手DFに当たってコースが変わり、ゴール左に決まった。32分には、FWロベルト・ソルダードがMFセスク・ファブレガスのスルーパスから追加点。後半43分にFWルイス・スアレスにFKを直接決められたものの、それ以外は危なげない試合運びで勝ち点3を手にした。

 スペイン、驚異のボール支配率71パーセント(レシフェ)
スペイン 2−1 ウルグアイ
【得点】
[ス] ペドロ・ロドリゲス(20分)、ロベルト・ソルダード(32分)
[ウ] ルイス・スアレス(88分)