20日、FIFAコンフェデレーションズカップ2013のグループリーグB組第2節が各地で行われ、スペインがタヒチに10−0、ウルグアイはナイジェリアに2−1で勝利した。
 スペインは前半5分、FWフェルナンド・トーレスのゴールで先制すると、前半でさらに3点を追加した。後半に入っても攻撃の手を緩めず、トーレスとFWダビド・ビジャがそれぞれハットトリックを達成するなど、終わってみれば10−0。これまで同大会の1試合最多得点記録だった8得点(1999年メキシコ大会、ブラジルがサウジアラビア戦で記録)を上回った。大量得点で連勝したスペインは準決勝進出に大きく前進した。

 タヒチ、大敗もスタンドからは大歓声(リオデジャネイロ)
スペイン 10−0 タヒチ
【得点】
[ス] フェルナンド・トーレス(5分、33分、57分、79分)、ダビド・シルバ(31分、89分)、ダビド・ビジャ(39分、49分、64分)、フアン・マタ(66分)
 ウルグアイは前半19分、DFディエゴ・ルガーノのゴールで先制した。前半のうちに追いつかれたものの、後半6分に勝ち越す。FWルイス・スアレス、カバーニとつなぎ、最後はフォルランがPA内左からゴール左上へ突き刺した。フォルランはこの試合で同国史上初の国際Aマッチ100試合出場を達成。偉業に自ら花を添えた。今大会初勝利を挙げたウルグアイは、準決勝進出をかけて23日、タヒチとのグループリーグ最終戦に臨む。

 フォルラン、決勝弾&先制アシスト(サルバドル)
ナイジェリア 1−2 ウルグアイ
【得点】
[ナ] ジョン・オビ・ミケル(37分)
[ウ] ディエゴ・ルガーノ(19分)、ディエゴ・フォルラン(51分)