9日、日本カヌー連盟は昨年9月に開催された日本カヌースプリント選手権大会のレース後、ドーピング検査で陽性となり暫定的資格停止処分となっていた小松正治の処分解除を発表した。ライバル選手による薬物混入が明らかとなったからである。宮城県出身の小松は現在25歳。オリンピック出場経験はないものの、2014年アジア競技大会で銅メダルを獲得するなど国際大会でも結果を残しつつあるホープだ。思わぬかたちで注目を浴びた小松は、2020年東京オリンピックへと再び漕ぎ出した。彼のこれまでの航路を、5年前の当HP記事にて振り返る。

 

■マイナースポーツのヒーローたち■
<前編>「世界へ漕ぎだしたスプリンター」2013年5月1日掲載
<後編>「水面に輝く世界のコマツへ」2013年5月15日掲載