(写真:記者会見に出席した左から、佐野慈紀・石川MS取締役、伊藤智仁・富山GRN監督、倉見社長、村田修一・栃木GB、村山代表)

 4日、BCリーグはチケット販売のイープラス社とチケット販売に関するパートナーシップ契約と、巨人3軍との交流戦のネーミングライツ契約を締結したと発表した。ネーミングライツ契約によって交流戦は「イープラスプレゼンツ2018BCリーグ・巨人3軍交流戦」との名称となる。また同日に交流戦チケットの先行販売がイープラスのBCリーグ特設サイト(https://eplus.jp/bcl)にて開始された。

 

 イープラス倉見尚也代表取締役社長はBCリーグとのパートナーシップについてこう説明した。

 

「数あるチケット販売業者の中でイープラスは創業以来、メジャーイベントだけでなく中小規模のイベントのプロモーション活動に力を入れてきました。ただスポーツの分野で裾野を拡大できていないという思いがあり、そこにBCリーグ様から話をいただいた。ただチケットを売るのではなくBCリーグをともに盛り上げて、市場を大きくしていきたいと考えています」

 

 BCリーグ村山哲二代表はイープラスとのジョイントで様々な"仕掛け"を用意していると話す。

 

「現時点でイープラス様とのジョイントで次の4つのことを実施します。まずBCリーグ10チームの全試合をイープラスで取り扱い、スマチケシステムを使って発券手数料無料でチケットを入手できます。また本日から巨人3軍との交流戦の先行発売を開始。さらに交流戦特設サイトをオープンしました。そしてイープラスでチケットを購入した来場者の方には限定グッズのプレゼント企画を実施します。またそれ以外にも、今後、様々なことをイープラス様と組んで実施していきたい。たとえば試合中のベンチに座れるチケットや、始球式参加や国歌斉唱参加をセットにしたチケットなど、アイディアは無限にある。これからの仕掛けを楽しみにしていてください」

 

 BCリーグは今季、4月7日に開幕し9月まで計360試合が行われる。9月末からは前後期優勝チームによるポストシーズン、東西優勝チームによるリーグ優勝決定戦を実施。リーグ優勝チームは四国アイランドリーグplus優勝チームと独立リーグ日本一決定戦を戦うことになる。