高木豊(元プロ野球選手)第54回「球界初!? OBユーチューバーのやりたいこと」

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(写真:お笑いコンビの孝行球児と高木豊。YouTubeベースボールチャンネルby高木豊の収録中)

 横浜大洋などで活躍した元盗塁王・高木豊さんがユーチューバーになったというニュースを見た。早速、本人に確認すると「はい、YouTube始めましたよ。見ました? じゃあチャンネル登録と”高評価”をよろしく!」とのこと。球界OBとしては初(本人談)のユーチューバー。某所で行われたロケ現場を訪ねて、高木さん本人に話を聞いてみた。

 

 おふざけからマジメまで

--YouTubeデビューのきっかけは?
「そもそも、YouTubeで何かをやろうというのは友人とゴルフに行ったときのこんな話から始まったんです。”豊さん、草野球に解説つけてみませんか。それYouTubeでやるの面白くないですか。草野球人口ってめっちゃいるから絶対に盛り上がりますよ”と。確かにそこらのオジサンたちのプレーにああだこうだ解説つけるのも面白いし、草野球といってもレベルの高い選手だっている。何よりなんだかバカバカしいけど、それをマジメにやると面白そうだな、と思ったんです。
 野球というのはいろいろな伝え方があると思うんですよ。今までは結構、マジメ系が多かったけど、それだけじゃないことができたらいいな、と。
 これをきっかけにして草野球解説だけでなく、”YouTubeで野球チャンネルを作って、いろいろやろうぜ”と話がとんとん拍子に進んで……、いや、途中で編集マンがいなくなったりしてとんとん拍子ではなかった(笑)。YouTubeって映像素材もそうだけど、やっぱりそれを面白く見せる編集の手腕が決め手じゃないですか。編集マンいなきゃ無理だよなー、なんて思ってたら、まあなんだかんだで代わりの人も見つかって、それで元高校球児のお笑いコンビ・孝行球児も友人から紹介してもらって、僕と彼ら3人のトリオになって、ベースボールチャンネルby高木豊、やってます!」

 

 ちなみに収録は週に1~2回のペースで行われて、基本的に1回3本撮り。取材当日は「解説者なら分かって当然!? 孝行球児の野球選手モノマネ10選」「小中学生のころにやっておくべきこと」「プロを目指す高校球児に伝えたいこと」の3本。硬軟入り混じっているのがよくお分かりいただけるだろう。

 

--収録の際、内容を決めているのは?
「アイディアはスタッフも出すし、孝行球児も出すし、もちろん僕も出します。とにかくみんな野球好きだから”あれやろう、これやろう”というネタはいっぱいあるんですよ。YouTubeのサイトを見てもらえば分かりますけど、伝説の珍プレーを再現なんていうおふざけもあるし、歴代レジェンドドラフト会議、大谷翔平のすごさの秘密というマジメな動画もある。とにかく何でもありというスタンスで作っています」

 

--初のOBユーチューバー。球界の反応は?
「いや、特にないですね(笑)。でも”何やってんだよ”と思ってる人は少なからずいると思いますよ。どんなことでもそうですけど先駆け、先駆者というのは叩かれるものなんですよ。僕のモットーは”挑戦しないと何も作れない”なんです。このYouTubeチャンネルに関しては、僕は球界の反応は気にしてないんですよ。何よりネットで見てくれる人がいて、その人たちがどう反応するか。その方が大事。登録者数は約9600人(取材当時・現在は9900人)。とりあえず目標は1万人。その後、もっともっと増やしていきたいですね」

 

 この日、高木さんは孝行球児の選手モノマネに爆笑し、ときには失笑し、そして容赦なくダメ出しもした。小学生、中学生、高校生に伝えたいことではプロ野球選手としての経験に基づいた「なるほど」と思わずうなるようなアドバイスを送っていた。その面白さと役立ち具合は、是非とも高木豊チャンネルにアクセスしてチェックしてみてほしい。では最後に高木さん、ひとことお願いします。「チャンネル登録と”高評価”をよろしく!」

 

BASEBALL CHANNEL by高木豊
https://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ/

 

 

<高木豊(たかぎ・ゆたか)>(写真左)
1958年10月22日、山口県出身。多々良学園(現・高川学園)の野球部で活躍し、卒業後は中央大学へ進学。大学時代は日米大学野球の代表にも選出されるなど活躍。ベストナインにも4度輝いた。81年、ドラフト3位で横浜大洋に入団。俊足巧打堅守で鳴らし84年に盗塁王に輝く。ベストナインは遊撃手で1回、セカンドで2回獲得。ゴールデングラブ賞は83年(セカンド)に獲得した。94年、日本ハムに移籍し同年限りで引退。プロ通算1716安打、545打点、321盗塁、88本塁打。生涯打率2割9分7厘。04年、アテネ五輪日本代表の守備走塁コーチなど指導者経験あり。現在はプロ野球解説者やタレントとして活躍中。

<孝行球児・メイデン古茂田>(写真中央)
愛知県名古屋市出身。愛工大名電野球部で甲子園2002年春、2003年春・夏出場。「ほぼ野球ネタしかしません。完全な野球馬鹿です」(公式Twitter@komotty4より)
<孝行球児・得コータロー>(写真右)
鹿児島県奄美大島出身。元高校球児。「母校が2014年のセンバツに21世紀枠で出場したのがここ何年かで1番熱くなった瞬間です」(公式Twitter@toku_ko_kyujiより)

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