24日、第86回選抜高校野球大会の出場32校が決定した。昨秋の神宮大会を制した沖縄尚学は3季連続出場で3度目のセンバツ優勝を狙う。沖縄からは美里工も選ばれ、4年ぶりに沖縄県勢が2校となった。春は9年ぶりに甲子園に戻ってきた駒大苫小牧(北海道)は、2004年に道勢初優勝を達成した時の主将だった佐々木孝介監督が指揮を執る。2年連続の出場となった龍谷大平安(京都)は38度目となり、春最多出場を更新した。初出場は東陵(宮城)、白鴎大足利(栃木)、豊川(愛知)、広島新庄、美里工(沖縄)、小山台(東京)、大島(鹿児島)の7校。うち豊川、広島新庄、美里工、小山台、大島の4校は春夏通じて初となる。一方、池田(徳島)と21世紀枠で選ばれた海南(和歌山)は27年ぶり、鎮西(熊本)は24年ぶりの出場だ。
3月14日に組み合わせ抽選会が行なわれ、21日から12日間にわたって開催される。
出場36校は次の通り。
<北海道>
駒大苫小牧(北海道) 9年ぶり3度目
<東北>
八戸学院光星 (青森) 2年ぶり7度目
東陵(宮城) 初出場
<関東>
白鴎大足利(栃木) 初出場
桐生第一(群馬) 7年ぶり4度目
佐野日大(栃木) 7年ぶり4度目
山梨学院大附(山梨) 20年ぶり2度目
横浜(神奈川) 2年ぶり15度目
<東京>
関東第一(東京) 2年ぶり5度目
<東海>
三重(三重) 2年ぶり12度目
豊川(愛知) 初出場
<北信越>
日本文理(新潟) 3年ぶり5度目
東海大三(長野) 13年ぶり3度目
<近畿>
龍谷大平安(京都) 2年連続38度目
智弁和歌山(和歌山) 3年ぶり11度目
履正社(大阪) 4年連続6度目
智弁学園 (奈良) 2年ぶり9度目
報徳学園(兵庫) 2年連続20度目
福知山成美(京都) 5年ぶり2度目
<中国>
岩国(山口) 14年ぶり7度目
広島新庄(広島) 初出場
<四国>
今治西 (愛媛) 4年ぶり13度目
池田(徳島) 27年ぶり8度目
明徳義塾 (高知) 3年ぶり15度目
<九州>
沖縄尚学(沖縄) 2年連続6度目
美里工(沖縄) 初出場
神村学園(鹿児島) 2年ぶり4度目
鎮西(熊本) 24年ぶり3度目
創成館(長崎) 2年連続2度目
<21世紀枠>
小山台(東京) 初出場
海南(和歌山) 27年ぶり17度目
大島(鹿児島) 初出場