3月30日(日)

◇2回戦
 山田、3安打完封で3戦連続完投
広島新庄        0 = 000000000
桐生第一(群馬)   4 = 10000030×
 桐生第一と広島新庄との2回戦は、センバツ6年ぶりの引き分け再試合となった。桐生第一の山田知輝(2年)が163球、広島新庄の山岡就也(3年)が171球と、延長15回を1人で投げ切った両エースがこの日も先発した。桐生第一の山田は前日の疲れも見せず、初回を三者凡退に抑えた。するとその裏、1死三塁のチャンスで3番・柳谷参助(2年)がセンター前へ弾き返した。柳谷の2日連続のタイムリーで、桐生第一が先制点を奪った。早々に援護点をもらった山田は、打たせて取る持ち前のピッチングでスコアボードにゼロを並べた。2年生エースの好投にバックは守備で応える。6、7回にはレフトの吉田龍登(2年)がファウルフライをいずれも飛びついて好捕した。その裏には吉田と柳谷の適時打などで3点を追加した。山田は最後のバッターを空振り三振に切って取り、試合終了。3安打完封でチームを23年ぶりのベスト8進出に導いた。