四国アイランドリーグPlusの香川オリーブガイナーズは1日、兵庫・阪神鳴尾浜球場で阪神2軍と交流試合を行った。香川は新加入の先発・寺田哲也から4人の投手リレーで阪神打線を完封。打っては新人の中本翔太、練習生の中川竜也にホームランが飛び出し、4−0で勝利した。投打がかみあっての快勝で4日後の開幕に向け、弾みがついた。
 原口、尾中の両新人も二塁打でアピール(鳴尾浜)
香川オリーブガイナーズ  4 = 011001001
阪神(2軍)           0 = 000000000
[香] 寺田−篠原−後藤−田村
[阪] 歳内−白仁田−田面
本塁打 (香)中本ソロ、中川ソロ

<中日・又吉(元香川)、2試合連続無失点>

 香川から中日に入団した又吉克樹が1日、京セラドームでの阪神戦でNPB2試合目の登板を果たし、1回無失点だった。29日のナゴヤドームでの広島戦で2回を投げ、無安打3奪三振と上々のデビューを飾った右腕は、10−0と大量リードの最終回にマウンドへ。先頭の上本博紀に四球を与えたものの、続く大和をスライダーで空振り三振に切って取る。その後も3番・鳥谷敬をファーストゴロ、4番マウロ・ゴメスを空振り三振に封じ、ラストを締めた。これで2試合連続のノーヒットピッチング。開幕からドラフト2位の実力をみせている。