現地時間24日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝がリスボンのエスタジオ・ド・SLベンフィカで行われ、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードを延長の末に4−1で下して12季ぶり10度目の優勝を収めた。前半、レアルは決定機を迎えたものの、アトレティコの堅守にゴールを奪えない。すると36分、DFディエゴ・ゴディンに先制点を奪われ、リードされて試合を折り返した。後半も、レアルは相手の守備陣を崩し切れず、1対0のままアディショナルタイムに入った。アトレティコの初優勝かに思われたが、CKからDFセルヒオ・ラモスがヘディング弾。土壇場で試合を振り出しに戻した。追いついた勢いは、延長戦も続き、延長後半5分、FWガレス・ベイルが逆転弾、13分にはDFマルセロが決めてリードを拡大。そして終了間際、FWクリスティアーノ・ロナウドがPK弾で締めくくった。レアルは悲願のデシマ(10度目の欧州制覇)を達成した。

 Cロナウド、1大会最多17ゴールで得点王
◇5月24日 、エスタジオ・ド・SLベンフィカ
レアル・マドリード 4−1 アトレティコ・マドリード
【得点】
[レアル] セルヒオ・ラモス(90分+3)、ガレス・ベイル(110分)、マルセロ(118分)、クリスティアーノ・ロナウド(120分)
[アトレティコ] ディエゴ・ゴディン(36分)