ボストン・レッドソックスの松坂大輔は2日、米本土での開幕戦となる敵地でのオークランド・アスレチックス戦に先発。6回3分の2を2安打1失点と好投し、今季初勝利を飾った。2番手には岡島秀樹が登板し、こちらも1回を無失点。試合は2−1でレッドソックスが勝利した。
▼松井、開幕戦で決勝打点
 2年目の“変化”を感じさせる投球だった。前回の日本での凱旋登板は力みが目立ち、5回で6四死球を与え、降板した。この日も2回、4番ジャック・カストに一発を浴び、先制点を与える。

 しかし、ここからが違った。被弾して目が覚めたのか、ストレート、スライダーがきっちり決まり、アスレチックス打線を牛耳っていく。結局、7回途中まで投げて奪った三振は9つ。与えた四死球は1つもなかった。

 松坂のテンポ良い投球を打線も援護。5回にジャコビー・エルスバリーのタイムリーで同点に追いつくと、続く6回には女房役のジェーソン・バリテックが2塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 このリードを松坂の後を継いだ岡島、ジョナサン・パペルボンがきっちり守り切る。岡島はヒットを1本打たれたものの、後続を断ち、チームの勝利に貢献した。

 2年目の“変化”を感じさせる投球だった。前回の日本での凱旋登板は力みが目立ち、5回で6四死球を与え、降板した。この日も2回、4番ジャック・カストに一発を浴び、先制点を与える。

 しかし、ここからが違った。被弾して目が覚めたのか、ストレート、スライダーがきっちり決まり、アスレチックス打線を牛耳っていく。結局、7回途中まで投げて奪った三振は9つ。与えた四死球は1つもなかった。

 松坂のテンポ良い投球を打線も援護。5回にジャコビー・エルスバリーのタイムリーで同点に追いつくと、続く6回には女房役のジェーソン・バリテックが2塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 このリードを松坂の後を継いだ岡島、ジョナサン・パペルボンがきっちり守り切る。岡島はヒットを1本打たれたものの、後続を断ち、チームの勝利に貢献した。

<ヤンキース・松井、開幕戦で決勝打点>

 ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜は2日、本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦に「8番DH」で先発出場。2−2の同点で迎えた7回、1死満塁のチャンスでセカンドゴロに倒れたが、その間に3塁走者がホームイン。これが決勝点となり、ヤンキースが3−2で勝利した。
 
 この日の松井は3打数無安打。新婚で迎えた今シーズンの初安打は次戦以降におあずけとなった。

<斎藤が今季初勝利、藪は黒星>

 ロサンゼルス・ドジャースの斎藤隆は、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦の9回、前日に続きマウンドに上がった。2−2の同点の場面、斎藤はジャイアンツの下位打線に対して3者連続三振を奪い、流れを呼び込む。

 一方、ジャイアンツは最終回、連投となる藪恵壹をマウンドへ。こちらは1死1、2塁のピンチを招くと、2死から代打のデルウィン・ヤングにタイムリーを打たれ、サヨナラ負けを喫した。この結果、斎藤には今季初勝利が、藪にはメジャーでは初めての黒星がつき、ベテラン日本人投手の明暗がはっきり分かれる形となった。

<イチローが今季初安打で猛打賞>

 シアトル・マリナーズのイチローはテキサス・レンジャーズ戦で5打数3安打の猛打賞をマーク。前日の開幕戦は3タコだったが、8年連続のシーズン200安打、日米通算3000本安打(あと130本)に向け、エンジンがかかり始めた。

 マリナーズの城島健司も今季初ヒットを含む4打数2安打だった。試合はレンジャーズが5−4と逆転勝ち。レンジャーズ・福盛和男の登板はなく、この日の日本人対決は実現しなかった。