ボクシングのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦が18日、神戸ポートピアホテルで行われ、同級6位の帝里木下(千里馬神戸)が同級1位ゾラニ・テテ(南アフリカ)に0−3の判定で敗れた。世界初挑戦の帝里木下は、試合巧者の相手を攻め切れなかった。互いにダウンを奪えぬまま、12ラウンドを終了。ジャッジ3人の判定は110-118、109-119、110-118と、帝里木下の完敗だった。今年3月に亀田大毅が返上したベルトを掴むチャンスだったが、プロ入り初黒星を喫し、王座獲得はならなかった。帝里木下は通算19勝(3KO)1分1敗となった。