2014シーズンの年間王者を決めるリーグチャンピオンシップ第4戦が28日、松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、前後期制覇の徳島が年間勝率2位の愛媛を破って2年連続3度目の優勝を収めた。リーグ連覇は2006年から3年連続優勝した香川に続き、史上2チーム目。徳島の前後期制覇のアドバンテージ分1勝と合わせて2勝2敗のタイで迎えた最終戦は、4回に愛媛が1点を先制。しかし、徳島は7回、小林義弘のタイムリーで逆転に成功する。8回にも1点を追加すると、エースの入野貴大からルーキー山本雅士のドラフト候補リレーで逃げ切った。
 MVPには第2戦、第4戦と先発で2勝をあげた入野が輝いた。徳島は初の独立リーグ日本一をかけて、10月4日からBCリーグ王者との独立リーググランドチャンピオンシップに臨む。

◇第4戦
 愛媛、10年目の初Vならず(徳島3勝2敗、坊っちゃん、1,388人)
徳島インディゴソックス   3 = 000000210
愛媛マンダリンパイレーツ 1 = 000100000
勝利投手 入野(2勝0敗)
敗戦投手 小林(0勝2敗)
セーブ   山本(2S)
本塁打  (愛)高田2号ソロ


【BCリーグ】
◇リーグチャンピオンシップ
 岡下の2点タイムリーでサヨナラ勝ち(石川1勝2敗、金沢市民野球場、577人)
群馬ダイヤモンドペガサス   8 = 200100014
石川ミリオンスターズ     9 = 031030002×
勝利投手 迫留(1勝0敗)
敗戦投手 ロメロ(0勝1敗1S)
本塁打  (群)カラバイヨ1号ソロ、2号ソロ
      (石)島袋1号ソロ