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二宮清純: アスリートが語るテングジャーキー、今回のゲストは北京五輪バドミントン女子ダブルス代表の小椋久美子さんです。よろしくお願いします。
小椋久美子: よろしくお願いします。

 

二宮: 株式会社鈴商のイチオシ商品「テングビーフステーキジャーキー」を食べながら食生活で気をつけている点や、東京五輪に向けた話を伺います。
小椋: 現役時代は食事にも気を使っていたので、その時のエピソードもぜひ!

 

二宮: ビーフジャーキーはお好き?
小椋: 大好きです。特に今はお酒を飲みながら食べると美味しいですよね。

 

 たんぱく質で筋肉を修復

 

二宮: まずは「レギュラー」タイプからどうぞ。
小椋: いただきます! とっても美味しい。脂質も少なくてアスリートとしても女性としても“罪悪感”なくいただけるのは嬉しい限りです。実は体重を落としたい時によく食べています。

 

二宮: 100グラムのビーフジャーキーを作るために300グラム相当の牛肉を乾燥させるそうです。
小椋: だから旨味がギュッと凝縮されていて、噛めば噛むほど味が出るんですね。

 

二宮: では、こちらのピリッと胡椒の効いた「ホット」タイプは?
小椋: おっ! これは私好みの味です。牛肉の旨味と粗挽き胡椒の香りがマッチしていて美味しいですね。

 

二宮: 「テングビーフステーキジャーキー」は100%の牛赤身ももステーキ肉を使っているそうです。ビーフジャーキーは噛み応えがいいでしょう。
小椋: バドミントンはスマッシュを打つ時に歯を思い切り食いしばります。アゴを鍛えるにはもってこいの食材ですね。それに団体で動くスポーツ選手にもピッタリだと思います。

 

二宮: それはなぜ?
小椋: ウェイトトレーニングをした後は筋肉を修復するためになるべく早くたんぱく質を摂取したいんです。ただ、私の現役時代がそうでしたが、チームで動いていると、他の選手の練習が終わるのを待って、それから食事になるんです。

 

二宮: それだと、たんぱく質を摂取する時間が遅くなってしまう。
小椋: そうなんです。プロテインなどでも補えますが、やっぱり食べ物で摂取するのが一番です。夕食までのつなぎにビーフジャーキーがあればなァ、と以前から思っていました。

 

二宮: さて、ここからは五輪について伺います。まず潮田玲子さんと“オグシオ”ペアを組んで出場した2008年の北京五輪。結果は5位入賞でした。
小椋: 緊張しすぎて、試合内容についてはほとんど覚えていないんです。感覚的には地に足が着いていませんでした。ダメな試合ばかりで、未だに北京五輪の映像は見ていません。足だけでなく思考も止まってしまったような感じでした。

 

二宮: 五輪には「魔物が棲んでいる」とよく言われます。
小椋: 力み過ぎていました。「4年に1度しかない大会、この一瞬ですべてを出さないと」と。

 

二宮: 長年、五輪を取材していますが4年に1度というスケジュールは絶妙ですね。
小椋: 同感です。選手によっては五輪の2年前に心身ともにピークを迎えてしまったり、大会直前に怪我をしてしまったりと様々です。私は北京五輪前に腰を怪我してしまいました。五輪開催の期間は3年に1度だと短く感じるし、5年だと長すぎる。二宮さんがおっしゃるように4年に1度は本当に絶妙です。

 

 試合巧者の桃田賢人

 

二宮: さて、東京五輪まであと1年です。バドミントンでは複数のメダル獲得が期待されています。
小椋: 今から私もワクワクしています。金メダルの最有力候補は男子シングルスの桃田賢人選手ですね。

 

二宮: 前回のリオデジャネイロ五輪出場は残念ながら叶いませんでした。ワールドランキング1位で金メダルの大本命です(7月29日現在)。昨夏の世界選手権でも日本人で初めて優勝しました。
小椋: 彼はラケットワークが素晴らしい攻撃的な選手。今までは才能だけに頼り過ぎていて、少し自分が劣勢になると精神面から崩れてしまう印象がありました。

 

二宮: 今はそれが改善されましたね。
小椋: 見違えるほど変わりました。フィジカルトレーニングや細かいプレーの反復練習を重ねて格段にディフェンス力が向上しています。攻撃一辺倒で“イケイケ”だったころに比べると随分、プレーの幅が広がった印象を受けます。

 

 

二宮: 本人は「重い球が打てるようになった」とコメントしています。
小椋: それに加え、スタミナ面も向上しています。男子シングルスの試合は1時間から1時間半ほどかかります。しっかり戦える体を作らないと、どうしても苦しい場面が出てくる。今の桃田選手は先行逃げ切りを狙ってくる相手に対してジワリジワリとスタミナを削り、チャンスが来たら畳みかけるようなバドミントンをしています。集中力が切れることもなく精神的にも強くなりました。

 

二宮: 最近の桃田選手からは、大人になったなァ、という印象を受けます。続いて、女子シングルスはいかがでしょう。リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した奥原希望選手、成長著しい山口茜選手に注目が集まっています。
小椋: 潜在能力が高い山口選手が爆発的に力を発揮したら面白いと思います。奥原選手は安定感があり、コンディションを本番に合わせるのもうまい。五輪独特の雰囲気に周りの選手が飲まれている中、彼女は淡々とピークを合わせてくる。両者、全く違うタイプなので見ていて面白い。

 

二宮: イメージ的には天才肌の山口選手、粘り強さの奥原選手。
小椋: そうですね。ぜひ、この2人には決勝で戦ってほしい。リオデジャネイロ五輪では準々決勝で対戦し、奥原選手が勝ちました。組み合わせの運も大事ですね。

 

 女子ダブルスの現状

 

二宮: 女子ダブルスはやはり、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したタカマツペア(髙橋礼華選手、松友美佐紀選手)が最有力?
小椋: 彼女たちは技術力が高く、ゲームに緩急や変化をつけて相手を翻弄するのが抜群にうまい。ゲームメイクの引き出しの多さは他のペアにはない。一方で、リスクを冒して仕掛ける場面もあるので若干、安定感に欠ける面も……。

 

二宮: 後衛の髙橋選手のプレーは現役時代の小椋さんに似ている気がします。
小椋: いやいや、現役時代の私は今の彼女にかないません(笑)。髙橋選手のカバー力は素晴らしい。前衛で松友選手が思い切りよく仕掛けられるのは髙橋選手のカバーがあるからです。

 

二宮: フクヒロペア(福島由紀選手、廣田彩花選手)は?
小椋: 安定感がありますね。

 

二宮: フクヒロペアは17年全日本総合選手権でタカマツペアを2-0で破り優勝を果たしました。
小椋: 好不調の波が少なく、攻守において穴がほとんどない。高いレベルでバランスが取れているペアですね。この2組よりも攻撃的なのがマツナガペア(松本麻佑選手、永原和可那選手)ですね。

 

二宮: 松本選手の身長が177センチ、永原選手が170センチ。高身長から打ちおろすようなショットは見応え十分。女子ダブルスのワールドランキング2位のペアです(7月29日現在)。
小椋: 昨年の世界選手権で優勝し、自信をつけて、貫禄まで出てきたように思います。五輪の前に自信を持ってプレーできるようになったのは大きい。スポーツはメンタルが大事なので。

 

二宮: 他にも男子ダブルス、混合ダブルスもあります。バドミントンだけで、メダルをいくつ獲得できると予想しますか?
小椋: 頼もしい後輩たちに期待して7個と予想します!

 

「激辛」タイプも大丈夫!

 

二宮: 最後にもう一度ビーフジャーキーの話を。高たんぱく低脂質ですから、アスリートにも好評です。
小椋: そうですね。それと私はビーフジャーキーのしょっぱさも好きなんです。

 

二宮: そのコメントは初めてです(笑)。
小椋: 夏場の練習では塩を舐めていました。

 

二宮: 筋肉の痙攣や足がつってしまうのを予防するためでしょうか。
小椋: それも1つの理由です。加えていえば東南アジアなど暑い地域での室内練習は大量に汗をかくんです。1回の練習で体重が2キロも減るくらい。塩分不足のせいか練習中、あるいは終わった後に立ち眩みしてしまうほどでした。それを防ぐために塩を直接、舐めていたんです。

 

二宮: 昔はそういう光景をよく見ました。ところで試合会場はエアコンがついていますが練習会場は?
小椋: 設置されていないところが多いですね。

 

二宮: 追い風だと想定した以上にシャトルが伸びるのでは?
小椋: ちょこんと打っただけでグーンと伸びてアウトになります。逆に相手のシャトルはグーンと伸びてきたり、揺れながら落ちたりと不規則な動きをします。

 

二宮: 参考までに「テングビーフステーキジャーキー」は「レギュラー」タイプから塩分を半分カットした「50%減塩」タイプ、サドンデスジョロキアソースを使った「激辛」タイプもあります。
小椋:この「50%減塩」タイプは牛肉の旨味がダイレクトに伝わりますね。「激辛」タイプはもう少し辛くても大丈夫な気がします。アレ……、食べ続けていたら口の中がヒリヒリしてきました(笑)。なんだかヤミツキになりそうです。今回改めて、ビーフジャーキーはたんぱく質を摂取できることに加え塩分も摂れるから、バドミントン選手はたくさん食べるべきだと思いました。

 

小椋久美子(おぐらくみこ)プロフィール>

1983年7月5日、三重県出身。小学生からバドミントンを始め、四天王寺高校卒業後、三洋電機に入社。潮田玲子と女子ダブルスペアを結成し、“オグシオ”として人気を集める。2008年に北京五輪に出場し、女子ダブルスで5位入賞。同年、全日本選手権5連覇を達成し、ペアを解消した。2010年1月に現役を引退し、現在はバドミントンの普及に尽力している。身長171センチ。

 

 

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(構成/大木雄貴、写真/杉浦泰介)


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