13日、ATPワールドツアー・ファイナル、1次リーグで錦織圭が、ダビド・フェレール(スペイン)に4−6、6ー4、6−1で逆転勝ちをおさめた。初戦でアンディ・マレー(英国)に勝利したものの、第2戦でロジャー・フェデラー(スイス)にストレート負けを喫した錦織。1勝1敗で迎えた1次リーグ最終戦は、当初はミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する予定だったが、ラオニッチが故障を理由に試合直前で棄権を決めたことにより、急遽補欠のフェレールに変更となった。第1セットこそ落としたものの、錦織は第2セットの第1ゲームをブレークし、このセットを奪ってタイにした。そして、第3セットは第1ゲームから4ゲームを連取して勢いに乗り、力の差を見せつけて逆転勝ちした。この後に行われたフェデラーとマレーとの試合で、フェデラーがストレート勝ちをおさめたため、錦織の1次リーグ2位での準決勝進出が決まった。