26日、国際バスケットボール連盟(FIBA)は日本バスケットボール協会(JBA)に資格停止処分を下したと発表した。同処分により、全世代の男女バスケットボール日本代表は国際試合への出場ができなくなる。FIBAはJBAに対し、男子のトップリーグがナショナルリーグ(NBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の2つ存在している状況は、普及および強化の弊害になるとして、トップリーグ統一を勧告していた。しかし、期限となる10月末までにJBAが解決案を提示できなかった。bjリーグの河内敏光コミッショナーは「制裁の詳細内容に関しましては、現在、確認中ではありますが、どのような内容であったとしても、バスケットボール界の発展の一翼を担う者として、制裁処分が下されたという事実を重く受け止めております」とのコメントを発表し、「JBA、NBLの体制が整い次第、引き続き統合リーグに関しての協議を前向きに進めていき、一日も早い制裁解除に向け、全力で尽くしてまいる所存です」と事態解決を誓った。