14日、タイ・バンコクで行われた卓球のITTFワールドツアー・グランドファイナルで男子シングルスは水谷隼(ビーコン・ラボ)が4年ぶり2度目、女子シングルスは石川佳純(全農)が同種目日本人初の優勝を果たした。決勝では世界ランキング5位の水谷が、同7位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に4−3で競り勝ち、世界ランキング6位の石川は同12位の徐孝元(韓国)をストレートで下した。これで日本勢は12日のU-21男子・町飛鳥(明治大)、13日の女子ダブルス・平野美宇(エリートアカデミー)&伊藤美誠(スターツ)組と合わせ、全6種目中4種目を制覇した。大会は今年のワールドツアー4試合以上に出場し、ポイント上位の選手が参加できる。世界ランク上位の中国勢は今シーズンのツアー参加回数が少なかったため、ファイナルには出場していない。