30日、卓球の世界選手権が中国・蘇州で行われ、混合ダブルス準決勝で吉村真晴(愛知工業大)&石川佳純(全農)組が、前回金メダルペアのキム・ヒョクボン&キム・ジョン組を(北朝鮮)を下し、決勝に進出した。試合は11−8、5−11、11−6、10−12と互いにゲームを取り合う展開。そこから吉村&石川ペアは11−7、11−4と一気に突き放し、勝利を手繰り寄せた。日本勢の同種目46年ぶりとなる金メダルをかけ、決勝でシュ・シン(中国)&ヤン・ヘウン(韓国)の国際ペアと対戦する。男子準々決勝では第2シードの松平健太(JTB)&丹羽孝希(明治大)組が北朝鮮ペアをストレートで下し、ベスト4入りを決めた。松平と丹羽は世界選手権の個人戦では初の表彰台が確定し、日本勢2種目目のメダル獲得となった。準決勝は地元・中国ペアに挑む。