2日、大相撲七月場所千秋楽が東京・両国国技館で行われ、12勝2敗で単独トップだった前頭17枚目・照ノ富士(伊勢ケ浜)が11勝3敗の関脇・御嶽海(出羽海)を寄り切り、幕内最高優勝を決めた。照ノ富士は2015年の夏場所以来、2度目の賜杯獲得。さらに殊勲賞(2度目)と技能賞(初)の三賞をダブル受賞した。ケガや病気の影響で、自身最高位の大関から序二段まで陥落した男の劇的な復活劇だった。