現地時間16日、フェンシングの世界選手権がロシア・モスクワで行われ、男子フルーレ個人決勝で北京五輪同種目銀メダリストの太田雄貴(森永製菓)がアレクサンダー・マシアラス(米国)を15−10で破り、優勝した。五輪、世界選手権で日本勢が金メダルを獲得するのは初めてだった。世界ランキング2位の太田は、予選を免除され、決勝トーナメントからの出場。同日に行われた準々決勝でロンドン五輪の金メダリスト・雷声(中国)を下し、3位に入った2010年のフランス・パリ大会以来の表彰台を決めていた。18日からは男子フルーレの団体戦がスタートする。