サッカー日本代表(FIFAランキング28位)は9日、オランダ・ユトレヒトでカメルーン代表(同53位)と親善試合を行い、0対0で引き分けた。日本は4-3-2-1の布陣でスタートし、後半は3-4-2-1に変更。MF伊東純也(ゲンク)、MF久保建英(ビジャレアル)らを投入したがスコアレスドローに終わった。この試合、代表戦6戦連続得点がかかっていたMF南野拓実(リバプール)も得点には至らなかった。

 

久保、見せ場は終了間際のFKのみ(ユトレヒト)

日本代表 0-0 カメルーン代表

 

 昨年12月のE-1選手権以来、10カ月ぶりとなる代表活動。カメルーン代表を相手に白星とはいかなかった。

 

 この試合、6試合連続得点記録がかかる南野が19分、22分と続けてシュートを放つがゴールには至らず。

 

 23分には左CKからDF吉田麻也(サンプドリア)が頭で合わせる者の相手GKにセーブされた。39分には、この試合で所属クラブに戻るFW大迫勇也(ブレーメン)が右足ミドルを放つが、ボールは枠の左にそれた。

 

 日本は後半、左サイドバックの安西幸輝(ポルティモネンセ)に代え、伊東をピッチに投入し、フォーメーションを3-4-2-1に変更した。注目の19歳、久保を20分にMF堂安律(ビーレフェルト)に代えて2列目のシャドーで起用した。久保は左サイドからシザースフェイントで相手をかわし、クロスを供給するなどチャンスは作ったが得点には至らず。終了間際、久保は右サイドからのFKで直接ゴールを狙ったが、相手GKに阻まれ、0対0で試合終了となった。

 

 日本代表は13日に、ユトレヒトでコートジボワール代表(FIFAランキング60位)と親善試合を行う。