香川オリーブガイナーズは10日、塚本浩二投手と堂上隼人捕手が1月11日に離日し、オーストラリアのアマチュアリーグにスポット参加すると発表した。2選手はともにクウィーンズランド州ゴールドコースト市にある「ブルーウェーブ」というチームに所属し、約20試合に出場して3月11日に帰国予定。

(写真:NPB入りへ野球留学を行う堂上)
 今回のスポット参加はアイランドリーグとABF(オーストラリア野球連盟)の交流の一環として実現。昨シーズンはオーストラリアよりトッド・グラタン、トム・ブライス(以上香川)、クリス・モウディ、アンディ・アティング(以上徳島)の4選手がリーグでプレーした。アマチュアリーグといっても、メジャーリーグやマイナーリーグでプレー経験のあるオーストラリア人選手も参加しており、レベルは低くない。また「ブルーウェーブ」はリーグに所属する11チームの中でも強豪に位置するという。

 塚本、堂上ともドラフト指名候補と期待されながら昨年は涙を飲んだ。勝負の1年と位置づけるシーズン、海外で実戦経験を積むことは決してマイナスにならない。「どれだけ成長できるか楽しみ」(堂上)。四国に戻ったとき、一回り大きくなった姿をスカウトたちにアピールするつもりだ。

<高知が新人合同自主トレを実施>

 高知ファイティングドッグスは15日より、今季より入団する新人選手を対象に合同自主トレを実施すると発表した。31日までほぼ3勤1休のペースで南国市や高知市内のグラウンドを拠点にトレーニングを行う。ここでルーキーたちの体をつくり、2月1日、宿毛でのキャンプインを迎える形になる。


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