(写真:初代MVDに輝いたISSEIはガッツポーズ)

 8日、「第一生命 D.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21」が ホテル雅叙園東京で行われた。最優秀選手賞にあたる「MVD OF THE YEAR」(MVD)はKOSÉ 8ROCKS(コーセーエイトロックス)のディレクター兼ダンサーISSEIが輝いた。ISSEIは公式アプリのファボ数が最も多いダンサーに与えられる「MOST FAV DANCER」と合わせ2冠を達成。最優秀ディレクターを決める「MOST CREATIVE DIRECTOR」にはSEPTENI RAPTURES(セプテーニラプチャーズ)のakihic☆彡(アキヒコ)が選ばれた。

 

 日本発プロダンスリーグのD.LEAGUE初年度は、avex ROYALBRATS(エイベックスロイヤルブラッツ)の優勝で幕を閉じた。熱狂のCHAMPIONSHIP(CS)から、ちょうど1週間後、半年間を戦い抜いたDリーガーたちを称える場が設けられた。

 

 表彰式には全9チームが出席。ドレスアップし、いつもとは違う雰囲気を纏っていた。出で立ちは違えど、壇上に上がればダンスで表現するチームも。それぞれの個性で祝祭に彩りを加えた。

 

 初代王者に輝いたROYALBRATSは公式アプリのファボ数が最も多いチームが授与する「MOST FAV TEAM」を受賞した。だが、この日一番、スポットライトを浴びたのは、ISSEIだ。先に表彰された「MOST FAV DANCER」に選ばれると、MVDにも輝き、個人2冠を達成した。

 

「僕が選んでいいなら、ここにいる全員がMVD。また来シーズンもダンスをもっと、もっと盛り上げていきましょう!」

 ISSEIはそう呼び掛けると、喜びをブレイキンで表現。会場を沸かせた。

 

 来季は今年11月に開幕。新規参入の2チームが加わり、11チームで争われる。CSで紹介された「dip BATTLES(ディップバトルズ)」と「LIFULL ALT-RHYTHM(ライフルアルトリズム)」のチームが、ステージ上で改めてパフォーマンスで“自己紹介”した。

 

(文/杉浦泰介、写真:©D.LEAGUE20-21)