東京オリンピックレスリング女子フリースタイル50キロ級の決勝が7日、幕張メッセホールAで行なわれ、須崎優衣(早大)が孫亜楠(中国)にテクニカルフォール勝ちを収め、五輪初出場で金メダルを獲得した。

 

 1回戦、2回戦、準決勝と無失点のテクニカルフォール勝ちで決勝のマットに上がった須崎。決勝でも中国の孫を相手にペースを掌握し続けた。開始早々、バックを取り2ポイントを先取。その後、アンクルホールドを4回決めて、わずか96秒での無傷のテクニカルフォール勝ち。絶対的な強さを五輪の大舞台で証明した。

 

 須崎は開会式で男子バスケットボール代表の八村塁とともに旗手を務めた。

 

(文/大木雄貴)