10月31日、群馬県民球団設立準備委員会は来年度からBCリーグに新規参入することが決定している群馬ダイヤモンドペガサスの監督に秦真司氏が就任することを発表した。
 秦氏は徳島県鳴門市出身。鳴門高3年時には捕手として春夏連続で甲子園に出場した。その後、法政大学に進学。公開競技とはいえ、日本五輪野球史上、唯一の金メダルを獲得した1984年のロサンゼルス五輪にも出場した。

 翌年、ドラフト2位でヤクルトに入団。1年目から1軍の試合に出場し、88年にはレギュラーをつかむ。90年代には外野手としてヤクルト黄金時代を支えた。99年に日本ハム、翌年には千葉ロッテに移籍。同年限りで現役を引退した。

 引退後はロッテの打撃コーチ、中日の捕手コーチなどを経て、2008年度より群馬の監督に就任することとなった。
 BCリーグでは捕手出身の監督は初めて。それだけに、どのようなチームをつくりあげるのか、秦氏の手腕が注目される。
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