鈴木誠也の「過剰と時間」 上田 哲之 2017年1月6日 鈴木誠也の「過剰と時間」2017-01-06T17:54:52+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 その言葉が発せられたのは、昨年12月14日のことである。別に現場にいたわけではないが、記事を読んだときの、いわば得体のしれない衝撃は、いまだに体の奥のほうに残っている。「打率10割、200本塁打、1 続きを読む
上田哲之「育成と即戦力のあいだ」 上田 哲之 2016年12月8日 上田哲之「育成と即戦力のあいだ」2016-12-08T15:45:23+00:00 カープ・アイ 今年のカープが全国の野球ファンに与えたインパクトは、やはり大きかったようだ。 未だに余韻が尾を引いているらしく、会う人ごとに言われる(なぜか巨人ファンが多いような気がする)。いわく、「なぜ、あそこで 続きを読む
FAとWBCにもの申す 上田 哲之 2016年12月2日 FAとWBCにもの申す2016-12-02T20:55:09+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 FA宣言していた糸井嘉男の阪神入りが決まったという。4年総額18億円だとか。 11月22日のスポーツ紙は、いずれもこのニュースを一面で大々的に報じていた。 35歳のシーズンとなった今年、53盗塁で福 続きを読む
上田哲之「日本シリーズの無念をむし返しながら」 上田 哲之 2016年11月10日 上田哲之「日本シリーズの無念をむし返しながら」2016-11-10T17:14:05+00:00 カープ・アイ 日本シリーズには、どうもいい思い出がない。いや、もちろん「江夏の21球」はあったし、高橋慶彦やジム・ライトルが躍動して3度の日本一に輝いた歓喜は、よく記憶している。 だけど、日本シリーズと言われてま 続きを読む
最後の1球――黒田博樹vs.大谷翔平 上田 哲之 2016年11月4日 最後の1球――黒田博樹vs.大谷翔平2016-11-05T13:19:22+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 背番号15が永久欠番に決まった黒田博樹(広島)の現役最後の1球は、大谷翔平(北海道日本ハム)に投じたアウトローに沈むスプリット(あるいはフォーク)だった。10月25日、広島対日本ハムの日本シリーズ第 続きを読む
上田哲之「2人のコーチの力」 上田 哲之 2016年10月13日 上田哲之「2人のコーチの力」2016-10-13T15:13:09+00:00 カープ・アイ なんとしても、日本シリーズに行きたい。クライマックスシリーズ(CS)に臨むこの気持ちは、誰も同じだろう。もちろん、私もです。 第1戦を取ったことは、きわめて大きい。さすがクリス・ジョンソンだった。イ 続きを読む
大谷翔平と新井貴浩の勢いを見よ 上田 哲之 2016年10月7日 大谷翔平と新井貴浩の勢いを見よ2016-10-11T09:52:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 史上最高の投手は誰か、というのは、よくある設問だ。答えは100人いれば100通りあって当然なわけで、お互いその理由を言い立てる議論の過程が楽しい。 とりあえず日本野球に限るとして、私の場合はちょっと 続きを読む
上田哲之「日本シリーズに出たい!」 上田 哲之 2016年9月8日 上田哲之「日本シリーズに出たい!」2016-09-08T14:50:09+00:00 カープ・アイ 少しだけ気は早いですが、優勝おめでとうございます。 いまは、それ以外に言うことがない。 以下は、蛇足として読んでください(笑)。 MVPは誰だろう。本命・新井貴浩、対抗・菊池涼介、穴は鈴木誠也、とい 続きを読む
捕手とペナントレース 上田 哲之 2016年9月2日 捕手とペナントレース2016-09-03T10:36:54+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ダルビッシュ有(レンジャーズ)が5勝目をあげた8月29日(日本時間30日)のマリナーズ戦は、非常に印象深いものだった(実はこの試合はマリナーズ先発・岩隈久志との対決が注目されたのだが、岩隈は早々に降 続きを読む
上田哲之「最後の勝負に勝ち抜くために」 上田 哲之 2016年8月11日 上田哲之「最後の勝負に勝ち抜くために」2016-08-10T23:22:13+00:00 カープ・アイ 「勝ちパターン」とか「勝利の方程式」と呼ばれる継投策がある。これを確立しているチームは強い、というのが近年の常識だ。 たとえば今年のカープは、7回ブレイディン・ヘーゲンズ、8回ジェイ・ジャクソン、9回 続きを読む