静の中に動がある――山田哲人と榎本喜八 上田 哲之 2016年3月4日 静の中に動がある――山田哲人と榎本喜八2016-03-04T18:02:38+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 いつのシーズンでも新監督の動向には注目が集まるものだ。とくにこの時期は、はたして彼に本当に監督が務まるだろうか、という野次馬根性が働いて、その言動には誰もが興味津々になる。 今季でいえば、巨人・高橋 続きを読む
上田哲之「転換点に立つチームのキーマン」 上田 哲之 2016年2月11日 上田哲之「転換点に立つチームのキーマン」2016-02-10T15:35:44+00:00 カープ・アイ 今年のカープをどのように位置づけるか。一言でいえば、転換期にあると言える。 端的な例は、前田健太の不在である。毎年確実に2ケタ勝利を挙げてきたエースが抜けたのだ。否応なしに、投手陣は再編を迫られてい 続きを読む
壁と可能性のプロ野球キャンプ 上田 哲之 2016年2月5日 壁と可能性のプロ野球キャンプ2016-02-08T10:16:00+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 注目のルーキー・オコエ瑠偉外野手(関東第一高→東北楽天)は、キャンプ初日の打撃練習で、大苦戦したという。37スイングでヒット性は9本。詰まった凡打が目立った。 これがニュースになるのが、キャンプのい 続きを読む
上田哲之「育てながら勝つ」 上田 哲之 2016年1月14日 上田哲之「育てながら勝つ」2016-01-20T20:56:41+00:00 カープ・アイ 野球ではなくてサッカーの話題になりますが、昨年末のサンフレッチェ広島の活躍は見事だった。J1のセカンドステージ優勝を果たし、ガンバ大阪とのチャンピオンシップにも勝って、日本一達成。 そのすぐ後に始ま 続きを読む
上田哲之「石井改革」はなるか 上田 哲之 2015年12月10日 上田哲之「石井改革」はなるか2015-12-10T23:01:48+00:00 カープ・アイ 「広島のみなさん、おめでとうございます!」 サンフレッチェ広島が年間チャンピオンに輝いた12月5日のガンバ大阪戦の試合後、優勝インタビューで森保一監督が絶叫した言葉である。 いまのカープファンの気持 続きを読む
野球の日本代表に「ジャパン・ウェイ」はあるか 上田 哲之 2015年12月4日 野球の日本代表に「ジャパン・ウェイ」はあるか2015-12-04T20:05:42+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 「今のは、ちょっとないですよねえ」 テレビ中継の解説者だった佐々木主浩さんが思わずつぶやいた。 11月19日。日本代表が悪夢の大逆転負けを喫したプレミア12準決勝、日韓戦でのことだ。この試合、日本は先 続きを読む
上田哲之「66番に捧ぐ」 上田 哲之 2015年11月12日 上田哲之「66番に捧ぐ」2015-11-30T11:24:15+00:00 カープ・アイ 実は、広島へ帰るたびに、駅のカープグッズのコーナーなどで、秘かに探していたものがある。66番のユニフォームである。作っている数が少ないのか、あるいは作っていないのか知らないが、結局見つけられずじまい 続きを読む
監督とは何か――原辰徳、エディー・ジョーンズ、そして工藤公康 上田 哲之 2015年11月6日 監督とは何か――原辰徳、エディー・ジョーンズ、そして工藤公康2015-11-06T20:12:25+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 もはや遠い記憶のような気さえするが、まぎれもなく今秋10月のことである。 17日の巨人-東京ヤクルト戦。クライマックスシリーズ(CS)も最終盤、ヤクルトが勝つか引き分ければ日本シリーズ進出が決まると 続きを読む
上田哲之「今年のカープに欠けていたもの」 上田 哲之 2015年10月8日 上田哲之「今年のカープに欠けていたもの」2015-10-08T19:02:40+00:00 カープ・アイ カープファンのみなさま、残念でした。あと一歩でクライマックスシリーズだったのに……。 大瀬良大地が泣いていましたね。もちろん、10月7日の最終戦、8回表にマウンドに上がり、2失点して降板したあとの、 続きを読む
秋山翔吾と真中采配――出現する才能について 上田 哲之 2015年10月2日 秋山翔吾と真中采配――出現する才能について2015-11-06T20:13:17+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 目の前に、一枚のスポーツ新聞の切り抜きがある(このネット時代に、切り抜きかよ、とか言わないこと!)1面いっぱいを使って、秋山翔吾(埼玉西武)のバッティングの連続写真が13枚掲載されている(「日刊スポー 続きを読む