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二宮清純「プロ野球の時間」

第267回 最後のカリスマ 星野仙一

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 4年前のアテネ五輪で日本は16個の金メダルを獲得した。これは1964年の東京五輪と並ぶ最多タイ。全体のメダル数37個は過去最多で、東欧諸国がボイコットした1984年のロス五輪を5つも上回った。 この
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二宮清純「プロ野球の時間」

第266回 疑惑があるからと“容疑者扱い”はいけない 元ヤンキース・クレメンス

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 メジャーリーグの日本人パイオニアである野茂英雄が最も憧れるピッチャー――それがロジャー・クレメンスである。 近鉄時代、彼は私にこう言った。「僕はプロに入って2度、メジャーリーガーたちと対決するチャン
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二宮清純「プロ野球の時間」

第265回 「日本代表」を“ブランド”にしたアマ球界の名将・松永怜一

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 当時はまだ公開競技だったとはいえ、オリンピックで野球の日本代表が金メダルを獲得したのは1984年のロサンゼルス大会、ただ1度のみである。 ロス五輪で日本代表の指揮を執った松永怜一は、その功績が認めら
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二宮清純「プロ野球の時間」

第264回 「金」と「銅」の違いを痛いほど知っている男 五輪日本代表・大野豊コーチ

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 北京五輪出場を決めた星野ジャパンが、もし台湾でのアジア予選に負けていたら、“お友達内閣”がやり玉に上がっていたことだろう。 周知のように星野仙一監督と田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ、山本浩二守備走塁コー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第263回 夢のない巨人「横取り補強」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 巨人が横浜の守護神マーク・クルーンに続いて、ヤクルトの先発投手で、今季セ・リーグの最多勝右腕セス・グライシンガーを獲得することになった。さらに巨人はヤクルトの主砲アレックス・ラミレスの獲得をも視野に
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二宮清純「プロ野球の時間」

第262回 星野ジャパンの最大の強みは「絆」である 五輪日本代表・星野仙一監督

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「うれしいというより、ホッとしたというのが正直なところ。 特に2戦目の韓国戦、みなさんご覧になられたと思いますけど、野球ってこんなに苦しいものなのかと。終わってみて野球ってこんなに楽しいものかと。選手
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二宮清純「プロ野球の時間」

第261回 “神様、仏様”の元へ――球史に残る伝説の投手逝く

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 神様、仏様、稲尾様――。「鉄腕」の異名をほしいままにした元西鉄ライオンズのエース稲尾和久さんが悪性腫瘍のため急死した。享年70。 通算276勝。1961年には日本プロ野球タイとなるシーズン42勝を記
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二宮清純「プロ野球の時間」

第260回 「自ら先頭に立ってガンガンやらないと」 元日本代表監督・松永怜一

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「日本の球界は現場の指導者に冷たいところがあるので、(殿堂入りは)私には無縁なものと思っていた。手元から巣立っていった選手たちが、球界と社会に貢献したことが認められたのだと思う。こんな名誉なことはあり
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二宮清純「プロ野球の時間」

第259回 有能な投手コーチを「解任」した日本ハム球団フロントの不可解

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 成果主義という観点で考えれば、ほぼ満点に近い。一軍投手コーチ就任1年目(2006年)のチーム防御率が3.05(リーグ1位)。2年目の今季が3.22(リーグ2位)。しかもチームは2年連続リーグ優勝。投
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二宮清純「プロ野球の時間」

第258回 無名の大男が来季の秘密兵器となるか 巨人(テスト中) アンディ・シビーロ

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 来季の巨人の隠し玉なのか、それともでくの坊なのか? 最速100マイル(約161キロ)を誇るという身長201センチ、体重100キロの大男アンディ・シビーロ(31)が巨人の入団テストを受けるため宮崎キャ
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