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二宮清純「プロ野球の時間」

第242回 斎藤と岡島が証明した日本の「技術力」

 37歳の斎藤隆(ドジャース)と31歳の岡島秀樹(レッドソックス)がミッドサマー・クラシック――米オールスターメンバーに選出された。 岡島は登板機会に恵まれなかったが、斎藤は1回を三者凡退に封じた。気
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二宮清純「プロ野球の時間」

第241回 退路を断って「制球力」を磨かねば明日はない 広島・永川勝浩

 クローザー永川勝浩の1軍登録抹消(12日に再登録)とともに、広島カープのクライマックス・シリーズ出場の可能性も消えてしまったように感じられる。 7月1日の巨人戦、永川は6−4と2点リードの9回表、ク
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二宮清純「プロ野球の時間」

第240回 楽天の大健闘を支える“窓際族”の野村信者

 球団創設初年度の勝率は打率程度の2割8分1厘。2年目は3割5分6厘。「パ・リーグのお荷物」と呼ばれていた楽天が今季は大健闘だ。7月1日現在、31勝39敗2分、勝率4割4分3厘で4位西武から3.5ゲー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第239回 アイランドリーグからカープへの“復活”は!? 香川オリーブガイナーズ・天野浩一

 広島カープは5勝18敗1分の戦績で交流戦最下位に終わった。交流戦開幕前は3位につけていたが、交流戦で13も負け越したことにより、現在(6月28日)は3位と8.5ゲーム差の5位。クライマックスシリーズ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第238回 桑田のMLB生命線は「レインボール」

 パイレーツの桑田真澄が6月14日(日本時間15日)、ホームでのレンジャーズ戦に登板し、負け試合ながら9回の1イニングを三者凡退に切ってとった。 11球中「レインボール」と名付けたカーブを4球も投げた
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第30回 和製・マダックスは桑田しかいない!

 今月10日、ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手がメジャー昇格を果たしました。しかも球団から用意された背番号は「18」。このことからも、首脳陣の桑田投手への期待感が高いことが窺い知れます。 桑田投
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二宮清純「プロ野球の時間」

第237回 プロ入り19年目の打法改造成功で“大爆発” 楽天・山崎武司

 誰が38歳の爆発を予測できただろう。 6月13日現在、25本塁打、57打点でパ・リーグの2冠王。長打率にいたっては7割3分3厘と驚異的な数字である。 楽天のベテラン、山崎武司のバットが火を噴き続けて
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二宮清純「プロ野球の時間」

第236回 好調巨人に学ぶ人事“五角形法則”

 人事はバランスが大事である。生え抜き、FA(フリーエージェント)組、外国人、ルーキー、トレード組――出自の違う選手たちがそれぞれの分野で活躍しているのが今季の巨人である。 私はこれを“五角形の法則”
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二宮清純「プロ野球の時間」

第235回 外様ながらチームを引っ張る“努力の人” 巨人・小笠原道大

「オガサワラひとりにやられた」 オリックスのテリー・コリンズ監督はそう言って、唇を噛んだ。 5月28日、交流戦のオリックス戦で自身初となる1試合3本塁打。開幕から巨人の3番に座り、5月30日現在、打率
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