新しい日本代表のために 上田 哲之 2008年9月5日 新しい日本代表のために2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 マウンドには日本のエース・ダルビッシュ有(北海道日本ハム)。右打席に迎えるのはキューバの至宝・4番ユリエスキ・グリエル。2−0と日本リードの4回裏。1死1塁の場面である。 ?外角高目 ストレート フ 続きを読む
野茂英雄と歴史の問題 上田 哲之 2008年8月1日 野茂英雄と歴史の問題2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 その投手は、大きく発達した上体をゆすりながら、ややはにかむように小首をかしげて、外野フェンス脇のブルペンから、マウンドに小走りに走ってきた。救援のマウンドに立つということ自体に、ある種の含羞を隠し切 続きを読む
阪神と日本代表 上田 哲之 2008年7月4日 阪神と日本代表2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 今年の阪神タイガースは強い。これは間違いない。 例えば、首位攻防となった7月2日の中日戦。中日・山本昌の立ち上がりを攻めて3回までに3点。中日も阪神の岩田稔、江草仁貴をとらえて追いつき、8回まで3− 続きを読む
下克上の時代――楽天、西武はなぜ勝つか 上田 哲之 2008年6月6日 下克上の時代――楽天、西武はなぜ勝つか2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 こんなことを言うと、傷心のファンの方々からふざけんなと罵声を浴びそうだが、実は横浜ベイスターズは強いのではないか、と思うことがある。オリックスから移籍した大西宏明は、1番に座って以来、4割近い打率を 続きを読む
日本野球の生きる道――松坂とダルビッシュ 上田 哲之 2008年5月2日 日本野球の生きる道――松坂とダルビッシュ2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 読売巨人軍のファンの皆様には心から「おめでとう」と言いたい。なにも、思いがけず下位に低迷している巨大戦力に対して、意地の悪い皮肉を弄しようというのではない。坂本勇人、亀井義行の1、2番、いいじゃない 続きを読む
9回を投げる権利と義務 上田 哲之 2008年4月5日 9回を投げる権利と義務2015-10-05T13:32:13+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 これぞまさに波瀾の幕開けというのだろう。パ・リーグでは楽天が開幕4連敗したと思ったら一転して7連勝(4月3日現在)。セ・リーグでは、なんと東京ヤクルトがかの読売巨人軍に開幕3連勝。こんなこと、誰も予 続きを読む
中田、糸井、坂、中尾――“新鮮力”を鑑賞する 上田 哲之 2008年3月7日 中田、糸井、坂、中尾――“新鮮力”を鑑賞する2015-10-05T13:32:14+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 オープン戦初戦の初打席で大ホームラン、というまたまたド派手な話題を提供してくれた北海道日本ハムのルーキー中田翔(3月1日、横浜戦)。今や日本一のスーパースターといっても過言ではないですね。 ところで 続きを読む
ヒロシマから遠く離れて 上田 哲之 2008年2月2日 ヒロシマから遠く離れて2015-10-05T13:32:14+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 小遣いが月に30万円だとか、いや違うとか、彼女がいるとかいないとか、今日は歩いたか走ったか、明日は痩せるか太るか……。今や野球界の話題を独り占めしている北海道日本ハムの怪物ルーキー中田翔。いいですね 続きを読む
日本野球は輝けるか 上田 哲之 2008年1月4日 日本野球は輝けるか2015-10-05T13:32:14+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 福留孝介(シカゴ・カブス)、4年契約で約54億円、黒田博樹(ロサンゼルス・ドジャース)、3年総額で40億円だそうな(2007年12月28日付朝日新聞による)。へ〜え、は〜あ。 すんごいですねえ、とし 続きを読む
落合采配と星野采配 上田 哲之 2007年12月7日 落合采配と星野采配2015-10-05T13:32:14+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 もう20年以上も前のことになる。当時、三冠王として球界に君臨していたロッテ・オリオンズの落合博満選手に、雑誌の企画をお願いしたことがある。「落合の打撃教室」というグラビアで、川崎球場の室内練習場を借 続きを読む