ページのトップへ

二宮清純「プロ野球の時間」

第243回 原因はメジャーのマウンド? 井川、準備不足ゆえの苦戦

 レッドソックスの松坂大輔には及ばないが、移籍金2600万ドル(約30億円)、年俸総額2千万ドル(約23億6千万円=5年)ながら7月17日(現地時間)現在、10試合に登板して2勝2敗、防御率6.97。
続きを読む

第31回 原采配に困惑する巨人ナイン

“夢の球宴”、オールスターも終わり、プロ野球は24日からは後半戦に突入しました。今季はセ・パ両リーグともにダンゴ状態が続いており、どちらも最後まで目が離せそうにありません。特にセ・リーグは最後の最後に
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第242回 斎藤と岡島が証明した日本の「技術力」

 37歳の斎藤隆(ドジャース)と31歳の岡島秀樹(レッドソックス)がミッドサマー・クラシック――米オールスターメンバーに選出された。 岡島は登板機会に恵まれなかったが、斎藤は1回を三者凡退に封じた。気
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第241回 退路を断って「制球力」を磨かねば明日はない 広島・永川勝浩

 クローザー永川勝浩の1軍登録抹消(12日に再登録)とともに、広島カープのクライマックス・シリーズ出場の可能性も消えてしまったように感じられる。 7月1日の巨人戦、永川は6−4と2点リードの9回表、ク
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第240回 楽天の大健闘を支える“窓際族”の野村信者

 球団創設初年度の勝率は打率程度の2割8分1厘。2年目は3割5分6厘。「パ・リーグのお荷物」と呼ばれていた楽天が今季は大健闘だ。7月1日現在、31勝39敗2分、勝率4割4分3厘で4位西武から3.5ゲー
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第239回 アイランドリーグからカープへの“復活”は!? 香川オリーブガイナーズ・天野浩一

 広島カープは5勝18敗1分の戦績で交流戦最下位に終わった。交流戦開幕前は3位につけていたが、交流戦で13も負け越したことにより、現在(6月28日)は3位と8.5ゲーム差の5位。クライマックスシリーズ
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第238回 桑田のMLB生命線は「レインボール」

 パイレーツの桑田真澄が6月14日(日本時間15日)、ホームでのレンジャーズ戦に登板し、負け試合ながら9回の1イニングを三者凡退に切ってとった。 11球中「レインボール」と名付けたカーブを4球も投げた
続きを読む

第30回 和製・マダックスは桑田しかいない!

 今月10日、ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手がメジャー昇格を果たしました。しかも球団から用意された背番号は「18」。このことからも、首脳陣の桑田投手への期待感が高いことが窺い知れます。 桑田投
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第237回 プロ入り19年目の打法改造成功で“大爆発” 楽天・山崎武司

 誰が38歳の爆発を予測できただろう。 6月13日現在、25本塁打、57打点でパ・リーグの2冠王。長打率にいたっては7割3分3厘と驚異的な数字である。 楽天のベテラン、山崎武司のバットが火を噴き続けて
続きを読む