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金子達仁「春夏シュート」

日本スポーツのイメージ確立へCI必要

 コーポレーション・アイデンティティー(CI)という単語を初めて目にしたのは、確か、学生時代に読んだ自動車雑誌だったと思う。 これからのメーカーは、一目見ただけでどこの会社が作ったものかがわかるような
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金子達仁「春夏シュート」

生かしたいブラジルとの大会直前対決

 かつて、五輪のサッカーは“鉄のカーテン”の向こう側の国によるコンペティションでしかなかった。実質的にサッカーだけで生計を立てていても、“ステート・アマ”なる珍妙な肩書の選手たちは、プロとは見なされな
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金子達仁「春夏シュート」

グループB 日本全敗もあれば全勝もある

 バルセロナからメッシ、ネイマール、スアレスがいなくなったらどうなるか。あるいは、レアル・マドリードからクリロナ、ベンゼマ、ベイルがいなくなったら。 もはや別のチームである。 五輪サッカーは、だから難
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金子達仁「春夏シュート」

日本はまだ決定力より保持率で勝負すべき

 W杯の出場国が16から24に拡大された時、ベテラン記者たちは“水増し”によるレベルの低下を嘆いていた。実を言えば今回、欧州選手権に関してわたしが持っていた印象は、かつて先輩たちがW杯について抱いてい
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金子達仁「春夏シュート」

英国がレスターVに熱狂した理由

 何かの本で、英国にまつわるこんな小話を読んだ記憶がある。 ロンドンのさる豪邸に空き家に入った男が、その家に住む男の子と出くわしてしまった。無邪気な少年は、泥棒に言った。「ぼく、フットボールが好きなん
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金子達仁「春夏シュート」

EU非加盟ならプレミア隆盛はなかった

 93年の発足当時、Jリーグは世界屈指の金満リーグだった。そのことは、欧州や南米で取材をしていると如実に実感することができた。というのも、こちらが日本人の記者だとわかると、必ずと言っていいほど、かけら
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金子達仁「春夏シュート」

スポーツの概念変えたアリの功績

 本来、スポーツとは祭りのようなものだとわたしは思っている。楽しいから、やる。興味がなければ、あるいはイヤなのであれば、参加しない自由もある。主たる権利は、あくまでも個人にある。 楽しみの中には、むろ
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