リレー種目はアメリカが3冠! 日本4継は6位入賞 ~世界陸上東京大会~
21日、東京2025世界陸上最終日(9日目)が東京・国立競技場で行われた。男子4×100mリレー決勝は日本が38秒35で6位入賞。リレー種目(男女4×100m、女4×400m)はアメリカが3種目(男女4×100m、女子4×400m)を制した。女子4×100mリレーでアメリカの第1走者を務めたメリッサ・ジェファーソン・ウッデンは100m、200mと合わせ3冠を成し遂げた。男子4×400mリレーはボツワナが2分57秒76で制した。

(写真:アメリカアンカーのライルズは今大会2冠 ©Diogo Cardoso for World Athletics)
マイルリレー(4×400mリレー)がスタートする頃、国立競技場には雨が降り始め、トラックを水浸しにした。進行中だったフィールド種目(男子円盤投げ、女子走り高跳び)の決勝は中断を余儀なくされた。一時は雨脚も弱まり、走り高跳びは再開したが、女子4継の前に再び強くなった。
前日の予選でジャマイカ、南アフリカ(救済措置でこの日のモーニングセッション再レースも通過タイムに届かなかった)ら強豪国が決勝進出を逃していた。3大会ぶりのメダルを狙う日本にとっても好機と言えよう。ナショナルレコードは決勝進出国の中で2番目(37秒48)、シーズンベストは3番目(37秒84)だった。当時のメンバーとは異なるが、37秒台を出す実力は十分にあるはずだ。
ホームの大歓声の後押し受けながら予選と同じ小池祐貴(住友電工)、栁田大輝(東洋大学)、桐生祥秀(日本生命)、鵜澤飛翔(JAL)のオーダーで臨んだ。個人の100mで9秒98のベストタイムを持つ小池は10秒55と4番目にバトンを渡した。続く栁田で2つ順位を落とし、3走の桐生からアンカーの鵜澤にバトンが渡った時点では最下位。鵜澤が2人を抜き、6位でフィニッシュした。
前回の23年ブダペスト大会に続く2大会連続の入賞にも満足していなかった。ミックスゾーンでは自らを責める選手もいた。ただ100mは全3選手が予選落ち、200mは鵜澤のみが準決勝進出。個の力を上げていかない限り厳しい戦いは続くだろう。
(文/杉浦泰介)