小川のヘッド弾で日本、アイスランドに勝利 ~親善試合~
サッカー日本代表は5月31日、東京・国立競技場でアイスランド代表と親善試合を行ない、日本が1対0で勝利した。試合は後半42分にFW小川航基(NEC)がヘディングでゴールを決めた。また、追加で招集されたDF吉田麻也(LAギャラクシー)が先発し、前半13分までプレーした。
久保「トロフィーを持ってくる」(国立)
日本代表 1-0アイスランド代表
【得点】
[日] 小川航基(87分)
森保一監督は、試合出場から遠ざかっていたMF遠藤航(リバプール)を宣言通り先発で起用した。怪我人が続出した左シャドーにはMF伊東純也(ゲンク)が入り、左ウイングバックにはMF中村敬斗(ランス)を先発させた。
一方のアイスランドは5-4-1の布陣で、終始守備的な戦い方だった。引いた相手を崩すための格好の予行演習となった。
前半はMF久保建英(レアルソシエダ)、伊東、中村らによる細かなパス回しから活路を見出そうとしたがゴールには至らなかった。
それでも日本は攻め急いで自滅せず、パスワークでサイドをかえ、相手守備陣に揺さぶりをかけ続けた。
87分、途中からピッチに立ったDF菅原由勢(ブレーメン)と小川が森保監督の期待に応えた。5-4-1で守備を固めるアイスランド相手に、菅原が右サイドからゴールニアサイドにクロスを供給。これに小川がヘディングで合わせると、シュートは左ポストを叩き、ゴールネットを揺らした。
試合後、殊勲の活躍を見せた小川は、こう語った。
「引いた相手に対して横からのクロスは有効です。常に動き直し、危険な位置にポジションを取るのは、いつもやっているからこそ生まれたゴール。(後藤)啓介とか(塩貝)健人とか人数がゴール前にいるとDFもそれだけマークに付かないといけない。その中で自分に対してのマークが薄くなっていた。個人としてというかチーム戦術としてうまくはまったと思います。戦術ありきのゴールでした。点を取ることに関しては僕が一番だと思っているし、そこで負けるつもりはないです。そこが僕の強さだと思っているので、本大会でも見せていければいいなと思います」
森保一監督は、こう試合を総括した。
「アイスランドは良いチームで(ゴールを)こじ開けるのはなかなか難しく、時折相手のカウンターや押し込まれる場面もあり、ピンチもありましたが難しい試合を無失点に抑えながら攻撃に移り得点を奪うことを忘れず焦れずに戦えた。W杯に向けてこういう試合もあると思うので、自分たちが崩れずに最後に得点を奪って勝てた良いW杯前の予行演習になったと思っています」
試合後、久保は「W杯のトロフィーを持ってくる」と力強く語った。日本は「最高の景色を」見るため、北中米へと向かう。
(文/大木雄貴)