女子52kg級・落合倖、3連覇! ~東京学生柔道体重別選手権大会~
6日、2026年度東京学生柔道体重別選手権大会が東京・日本武道館で行われた。男女各7階級が行なわれ、計146人が全日本学生柔道体重別選手権大会(9月26、27日@日本武道館)への出場切符を手にした。女子52kg級は落合倖(東京学芸大学3年)が大会3連覇を達成。全日本学生体重別の4年連続出場を決めた。
昨年の講道館杯全日本体重別選手権大会、今年のアジア柔道選手権大会で3位に入るなどシニアの舞台でも結果を残しつつある落合が、大会3連覇を達成した。
第一シードで登場した落合は、初戦(2回戦)を寝技で1分足らずで勝利する。続く3回戦は有効ひとつでの優勢勝ち。準決勝は巴投げを狙い、相手の下に入ると並十字締め。相手がタップして決勝にコマを進めた。決勝は東京学芸大の2学年下、長谷心美。「いつも稽古している相手とでき、幸せだなと思いつつ、負けられない緊張感があった」。互いに決め手を欠き、指導2ずつ受けた状態でゴールデンスコアに突入した。延長に入って2分19秒。「たまたまハマッた」という内股透かしで技ありを奪い、試合を決めた。
「勝たなければいけない」と位置付け大会を制し、安堵の様子を浮かべながらも内容には満足していない。「自分が投げなきゃいけないと思いすぎて、いい柔道ができなかった。誰とやる時も、自分の柔道が出せるように、全学に向けてもっと練習したい」
そのほか13階級で目を引いたのが寝技でオール一本勝ちを収めた女子78kg級の小出穂香(東海大学2年)だ。富士学苑高校時代は全国高校総合体育大会(インターハイ)を制した。東海大入学後はケガもあり、昨年の東京学生柔道体重別には出場できなかった。初出場初優勝について「優勝できて素直にうれしいです」と喜んだ。
初戦(2回戦)を腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。準決勝は残り30秒ほどで、横四方固めに入り、20秒抑え込んだ。決勝は先に指導2を与えられる苦しい展開。それでも終盤、寝技の攻防で相手の腕を取り、腕ひしぎ十字固めで仕留めた。「高校でも寝技で勝ち上がることができ、大学に入って精度を少しずつ高めてきました」
今大会の優勝により、全日本学生体重別の出場枠に加え、講道館杯の切符獲りにも成功した。12日の全日本ジュニア柔道体重別選手権大会に出場し、全日本学生体重別選手権に臨む。
「全学ではひとつひとつの試合で、自分の強みを生かし、勝ち上がっていきたいと考えています」
◇各階級の優勝者◇
男子60kg級 小園輝希(東洋大学4年)
男子66kg級 小野日向(日本体育大学4年)
男子73kg級 鎌倉啓太郎(専修大学4年)
男子81kg級 松本遥斗(東洋大学4年)
男子90kg級 柴田陽(東海大学2年)
男子100kg級 佐藤然治(国士舘大学2年)
男子100kg超級 工藤瑠希(国士舘大学3年)
女子48kg級 納庄千寿(国士舘大学2年)
女子52kg級 落合倖(東京学芸大学4年)
女子57kg級 大久保藍(帝京大学3年)
女子63kg級 織茂永愛(国士舘大学1年)
女子70kg級 木下亜蓮(国士舘大学2年)
女子78kg級 小出穂香(東海大学2年)
女子78kg超級 荻野友里(国士舘大学1年)
(文・写真/杉浦泰介)
※BS11では2026年度全日本学生柔道体重別選手権大会の模様を10月4日(日)19時~放送します。