4日、世界陸上選手権大会(8月、ハンガリー・ブタペスト)の日本代表選考会を兼ねた第107回日本陸上競技選手権大会最終日が大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。男子110mハードル決勝は泉谷駿介(住友電工)が13秒04で自らの日本記録を更新して3連覇を達成した。泉谷は世界陸上の参加標準記録(13秒28)をクリアし、日本選手権で3位以内に入り、日本陸上競技連盟が定めた内定条件を満たした。13秒30で2位に入った高山峻野(ゼンリン)と共に世界陸上の日本代表(泉谷と高山はレース前に参加標準記録をクリアしていた)に内定した。女子5000mは田中希実(ニューバランス)が15分10秒63で2年連続3度目の優勝。田中は今大会1500mも制しており、2年連続2冠達成となった。