四国アイランドリーグに次ぐ国内2番目のプロ野球独立リーグ「北信越BCリーグ」が28日、いよいよ開幕する。
 同リーグでは、新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)、信濃グランセローズ(長野)、富山サンダーバーズ、石川ミリオンスターズの4県民球団が72試合ずつのリーグ戦を10月半ばまで行う。試合は原則的に金、土、日曜の週末および祝日。優勝チームは10月末に四国アイランドリーグの優勝チームと対戦する予定だ。
 新潟アルビレックスBCには巨人で主に代打の切り札として活躍した後藤孝志(監督)、ヤクルトで主に中継ぎとして活躍した本間忠(コーチ)、米メジャーリーグの3Aでプレーしたこともある根鈴雄次(プレーイング打撃コーチ)。
 信濃グランセローズには日本ハム時代、ルーキーで史上初のMVPに輝いた木田勇(監督)、横浜などで主に中継ぎとして活躍した島田直也(ピッチングコーチ)、巨人、オリックスなどで守備に定評のあった勝呂壽統(打撃・守備・走塁コーチ)。
 富山サンダーバーズには巨人、西武などで主に守備固めとしてチームを支えた鈴木康友(監督)、西武などで活躍した横田久則(コーチ)、昨年までソフトバンクでプレーしていた宮地克彦(プレーイングコーチ)。
 石川ミリオンスターズには西武、ヤクルトなどで積極的なプレーでファンを魅了した金森栄治(監督)、広島などで速球派投手として活躍した長冨浩志(コーチ)、元ダイエーの中居殉也(コーチ)。

 プロの第一線であるいは指導者として活躍してきた彼らがシーズンを通して、どのようにして選手、チームをレベルアップさせていくのか、プロ精神を養っていくのかにも注目したい。

 開幕日の28日は、新潟・三条球場で新潟アルビレックスBCvs.富山サンダーバーズ、長野・オリンピックスタジアムで信濃グランセローズvs.石川ミリオンスターズの試合が行なわれる。果たして、記念すべき初代チャンピオンの座につくのは、どのチームか。


※当サイトでは、今後も北信越BCリーグの情報を随時お届けします。また、5月より「北信越チャレンジ戦記」(第2、4火曜更新)がスタート。各チームの監督、コーチ、選手にインタビューし、試合の展望・分析や注目選手などを詳しくお伝えします。