日本、37秒78で5位入賞 ~パリ五輪・陸上男子4X100mリレー~

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 パリ五輪17日目、陸上競技が日本時間10日に行われた。男子4X100mリレー決勝は日本代表が37秒78で5位。金メダルは37秒50のカナダ代表。銀メダルは37秒57の南アフリカ代表、銅メダルは37秒61のイギリス代表だった。

 

 前日行われた予選は東京五輪金のイタリアに加え、アメリカやイギリスら強豪国と同じ第1組で走った。サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)を第1走者に置き、以降は栁田大輝(東洋大学)、桐生祥秀(日本生命)、上山紘輝(住友電工)の順にバトンを繋いだ。38秒06で4着。上位3着までの着順による決勝進出はならずタイムで拾われたかたちだが全体4位。第2組の東京銀のカナダ、銅の中国よりも速いタイムだ。

 

 決勝は第1走者をスタート得意な坂井隆一郎(大阪ガス)に替え、栁田を外した。予選アンカーのサニブラウンを第2走者に変更。桐生と上山はそのままで臨んだ。まずは坂井が全体5位でサニブラウンのバトンを繋ぐ。サニブラウンが8秒88の最速タイムでトップに立ち、桐生がそのリードをわずかに守った。トップでアンカーの上山に繋いだが、最後の直線で4人に抜かれた。優勝のカナダとは0秒28差、銅メダルのイギリスまでは0秒17差だった。

 

(文/杉浦泰介)

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