ソフトバンク、4年ぶりの日本S進出 ~プロ野球CSファイナルステージ~
プロ野球のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦が18日、セ・パともに行われ、パ・リーグはリーグ王者の福岡ソフトバンクが2位の北海道日本ハムを3対2で下し、リーグ優勝のアドバンテージを含め通算4勝となり、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。セ・リーグは3位の横浜DeNAがリーグ優勝の巨人に2対1で競り勝ち、通算成績を3勝1敗(巨人は1勝のアドバンテージ)とした。
10月18日(金)
◇クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦
5番・近藤、適時打含む4安打の固め打ち(ソフトバンク4勝 みずほPayPay)
北海道日本ハム(リーグ2位)
2=002|000|000
3=200|100|00X
福岡ソフトバンク(リーグ1位)
勝利投手 スチュワート・ジュニア(1勝)
敗戦投手 山﨑(1敗)
セーブ オスナ(2S)
本塁打 (日)伏見1号ソロ
1回裏、山川穂高と近藤健介の連続タイムリーでソフトバンクが先制した。しかし2回をゼロで抑えていたカーター・スチュワート・ジュニアが3回表に伏見寅威に一発を浴びると、万波中正にタイムリーを打たれ、追いつかれた。4回裏に周東佑京のタイムリーで勝ち越すと、6回以降は継投に。尾形崇斗、杉山一樹、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、ロベルト・オスナが1イニングずつ投げ逃げ切った。
セカンド牧、3回裏満塁で追加点阻む好守(DeNA3勝1敗 東京ドーム)
横浜DeNA(リーグ3位)
2=000|110|000
1=010|000|000
巨人(リーグ1位)
勝利投手 佐々木(1勝)
敗戦投手 赤星(1敗)
セーブ 森原(2S)
本塁打 (D)オースティン2号ソロ
(巨)岡本1号ソロ
CSに入って負けなしと勢いに乗るDeNA。この日も先制を許しながら、逆転勝ちを収めた。流れを変えたのは0-1の3回裏。1死満塁のピンチで、セカンド牧秀悟が大城卓三の二遊間を破りそうな当たりを飛びついて止めた。ショート森唯斗にトスしてゲッツーを完成。巨人に追加点を与えなかった。すると4回表、タイラー・オースティンが2試合連発となる同点弾を放った。5回表には相手のバッテリーエラーから勝ち越し。リリーフ陣がこの日も踏ん張り、日本シリーズ進出まであと1勝とした。