福岡ソフトバンク、有原の投打に渡る活躍で先勝 ~プロ野球日本シリーズ~
26日、プロ野球日本シリーズ第1戦が横浜スタジアムで行われ、パ・リーグ王者の福岡ソフトバンクがセ3位の横浜DeNAを5-3で破った。
有原、7回無失点&先制打(ソフトバンク1勝 横浜)
福岡ソフトバンク
5=020|000|003
3=000|000|003
横浜DeNA
勝利投手 有原(1勝)
敗戦投手 ジャクソン(1敗)
パ・リーグを大差で制し、クライマックスシリーズファイナルステージも全勝で勝ち上がってきたソフトバンクが強さを発揮した。
先発は今季14勝を挙げ、有原航平。シーズン、クライマックスシリーズに続き、今季チームの開幕戦の先発マウンドを全て任された。2回表、バットで自身を援護。2死満塁でアンドレ・ジャクソンから一二塁間を破る当たりでランナー2人を還した。
有原は“本業”のピッチングでも一仕事。7回を4安打無失点でDeNA打線を沈黙させて、8回からダーウィンゾン・フェルナンデスにバトンを渡す。続くフェルナンデスも8回を3三振で流れをつくった。
すると9回1死一、二塁のチャンスで今宮健太がライトへの2点タイムリーツーベース。栗原陵矢にもタイムリーが飛び出し、3点を追加した。その裏、抑えのロベルト・オスナが3点を返されたものの、なんとか逃げ切った。
有原の投打に渡る活躍で、パ・リーグ王者が初戦をモノにした。
(文/杉浦泰介)