福岡ソフトバンク、主砲の一発で2連勝 ~プロ野球日本シリーズ~
27日、プロ野球日本シリーズ第2戦が横浜スタジアムで行われ、パ・リーグ王者の福岡ソフトバンクがセ3位の横浜DeNAを6-3で下した。
山川、先制2ラン含む3安打3打点(ソフトバンク2勝 横浜)
福岡ソフトバンク
6=203|100|000
3=000|020|100
横浜DeNA
勝利投手 モイネロ(1勝)
敗戦投手 大貫(1敗)
セーブ オスナ(1S)
本塁打 (ソ)山川1号2ラン
初戦を取ったソフトバンクが序盤から猛打を振るった。初回2死一塁、4番の山川穂高が大貫晋一のインコースへのカーブをうまくレフトスタンドへ運んだ。主砲の一発で2点を先制した。3回には1死満塁で牧原大成がライト前へタイムリー。ライトが打球処理にもたつく間に二塁ランナーも還った。その後、甲斐拓也が犠牲フライを放ち、リードを5点に広げた。
4回、鷹の主砲が再びバットで先発のリバン・モイネロを援護した。1死二塁のチャンスで、山川がDeNA3番手の濵口遥大のレフト前に弾き返した。二塁から周東佑京が還り、6―0。この日3本目のヒットで山川は猛打賞を記録した。
先発のモイネロは7回途中まで投げ3失点。キューバ出身のサウスポーがゲームをつくると、後は尾形崇斗、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、ロベルト・オスナと繋いで、6-3で試合を終わらせた。これで2連勝。4年ぶり日本一にグッと近付いた。移動日を1日挟み、29日に第3戦目を本拠地・福岡で迎える。
(文/杉浦泰介)