横浜DeNA、復帰の東が1失点の好投! ~プロ野球日本シリーズ~

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 プロ野球日本シリーズ第3戦が29日、みずほPayPayドームで行われ、セ3位の横浜DeNAがパ・リーグ王者の福岡ソフトバンクを4-1で下した。DeNAはこのシリーズ初白星を挙げた。

 

 小久保SB、継投が奏功せず(DeNA1勝2敗 みずほPayPayドーム)

横浜DeNA

4=100|020|010

1=100|000|000

福岡ソフトバンク

 

勝利投手 東(1勝)

敗戦投手 スチュワートJr(1敗)

セーブ  森原(1S)

本塁打 (D)桑原1号ソロ

 

 このシリーズ2勝を挙げ、本拠地に帰ってきたソフトバンクは近藤健介が先発に名を連ねた。一方、DeNAは第2戦を欠場したタイラー・オースティンが指名打者として復帰した。

 

 ソフトバンクは先発のマウンドにカーター・スチュワートJrを送った。DeNAはクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦で左足太もも裏を肉離れした東克樹が登板した。

 

 1回表、DeNAは1死一三塁の好機を作る。3番・牧秀悟のショートゴロの間に1点を先制した。その裏、ソフトバンクは2死ながら一三塁のチャンスを迎え、5番・近藤健介がレフト前にはじき返し、スコアをタイに戻した。

 

 ソフトバンクのピッチャーがスチュワートJrから大津亮介に代わった5回表。先頭打者の桑原将志が左中間スタンドにソロホームランを放ち、DeNAが勝ち越した。その後は内野安打と2つのフォアボールで無死満塁のチャンスを迎え、5番・筒香嘉智の犠牲フライでさらにリードを広げた。

 

 DeNAの勢いは止まらない。8回表、1死一塁。ファーストランナーは代走の林琢真。バッターの8番・戸柱恭孝は高めに浮いたフォークボールを右中間に運び、貴重なタイムリーツーベースを放った。

 

 スコアを4対1としたDeNAは8回裏を伊勢大夢が、9回裏は守護神・森原康平がソフトバンク打線を0に抑えて、このシリーズ初白星を挙げた。一方、ソフトバンクは2018年日本シリーズ・第3戦から19年、20年と続いてきた連勝が14でストップした。

 

(文/大木雄貴)

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