横浜DeNA、26年ぶり3度目の日本一へ王手! ~プロ野球日本シリーズ~
プロ野球日本シリーズ第5戦が31日、みずほPayPayドームで行われ、セ・リーグ3位の横浜DeNAがパ・リーグ王者の福岡ソフトバンクを7-0で下した。この勝利によりDeNAは今シリーズ3勝2敗とし、26年ぶり3度目の日本一へ王手をかけた。
ジャクソン、7回108球で無失点(横浜3勝2敗)
横浜DeNA
7=001|300|003
0=000|000|000
福岡ソフトバンク
勝利投手 ジャクソン(1勝1敗)
敗戦投手 大関(1敗)
本塁打 (D)牧1号3ラン
ホームで2連敗を喫したものの、福岡に乗り込んでから2連勝を飾り、勢いに乗るDeNA。7番に打順を下げた筒香嘉智が3回表に意地を見せた。二死ながら一二塁の好機で筒香に打席が回ると、センター前に運び、DeNAが1点先制した。
三浦大輔監督率いるDeNAは4回表に足を絡めた作戦がピタリとはまった。1番・桑原将志がショートへの内野安打で出塁。続く、梶原昂希の打席でベンチはエンドランを仕掛けた。打球はショートへ転がったがエンドランが奏功し、無死一二塁とした。3番に座った牧秀悟がインハイのストレートをレフトスタンドに放り込み、スコアを4対0とした。
守備ではこの日もセンターの桑原がダイビングキャッチを披露するなど、ピッチャーのアンドレ・ジャクソンを盛り立てた。
DeNAは9回表に押し出し死球と梶原のタイムリーヒットで2点を追加し、終わってみれば7対0。26年ぶり3度目の日本一へついに王手をかけた。打撃に注目が集まるが、DeNA投手陣はソフトバンクに第2戦の4回表に点を許して以降、スコアボードに0を並べ続けている。26イニング無失点での記録を本拠地に戻っても継続できるかにも注目だ。
(文/大木雄貴)