パラ日本代表選手団結団式 スローガンは「挑め、心をひとつに。」
ミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピックの日本代表選手団結団式が12日、帝国ホテル東京で開催された。大会は3月6日(現地時間)に開幕し、15日まで行なわれる。
この日、日本選手団はスローガン「挑め、心をひとつに。」を発表した。発表時には開会式で旗手を務めるスノーボードの小須田潤太(オープンハウス)と車いすカーリングの小川亜希(チーム中島)が登壇した。小須田は「素晴らしいスローガンだと思います。一見、簡単そうに見えるスローガンですが、心をひとつにするのはめちゃくちゃ難しいと思う。この場で心をひとつにする第一歩が、全員で声を出すことです。声のボリュームは私が納得いくまでやらせていただきます」と会場の選手たちに呼びかけると、“一発回答”で応え、結団式を盛り上げた。
小須田はさらに「心は見えないもの。見えるところで繋がるため、インスタグラムをフォローしましょう」とリクエストした。結団式後の記者会見では「ひとつを1とすると、全員で声を出すことで0.5縮まる。相互フォローが進めば0.8。そこからやり取りが生まれればひとつになれる」と語った。もうひとりの旗手、小川は「カーリングの選手は氷上で2人ですが、結団式を行ない、いろいろな方と話し、種目は違えど、みんなで頑張ろうという気持ちが芽生えた」とスローガンの印象を述べた。
また今大会での目標メダル獲得数を問われると、大日方邦子団長は「あえてメダル獲得数の目標設定をしていません」と答えた。
「最高のパフォーマンスを発揮してもらうこと。それに尽きる。スポーツの中でメダルの数だけが先行し、選手たちが心を追い込んでしまっていく風潮に胸を痛めていた。今回は自己ベストを目指す。そうすれば結果は自ずと付いてくると信じています」
(文・写真/杉浦泰介)